二子玉川のジェラートと言えばこのお店!子供から大人まで楽しめるおいしいジェラートのお店「Gelato 9.」のオーナー山崎さんにお話を伺いました。

2022/11/25


弊社のサービスをご利用いただいた二子玉川のジェラート店「Gelato 9.」オーナーの山崎裕太さんにインタビューさせていただきました!

「Gelato 9.」では九州産の食材を中心に、季節の野菜と果物を使った美味しいジェラートが楽しめます!

オーナーの山崎様はお子様から健康に気を使われる大人の方まで様々なお客様に楽しんでいただける商品づくりを目指されており、おいしいだけでなく、目でも楽しめ、身体にも優しいジェラートがいただけます。

【二子玉川駅から徒歩7分】Gelato 9. 店舗情報

アクセス:二子玉川駅 徒歩約7分

住所:東京都世田谷区玉川4丁目12−15

お店のホームページ:https://gelato-9.stores.jp/

Instagram:https://www.instagram.com/gelato__9/

Facebook:https://www.facebook.com/gelatonine

ジェラート屋さんを開業された理由をお聞きしました!

―ジェラートのお店を開業された理由はなんですか?

もともとフレンチ料理のお店で働いていて、どのような料理で独立するかと考えていたうちの1つでした。僕も最初は普通のレストランを起業する予定でいたんですが、丁度コロナが広まった時期で、そのままでは未来が見えなかったのでまずはスモールビジネスから始めようと思い、このジェラート屋さんを始めたんです。

 

―でも、ジェラート屋さんって珍しいですよね

そうですね。実は二子玉川にジェラート専門店はうち一つだけなんですよ。

マーケットはそんなに広いものでは無いんですけど、

二子玉川というまだ新しい町の中であれば必要としてくれる人がたくさんいると感じたんです。

老若男女問わず、全ての世代が楽しめるジェラートを!

―私、実はあまりジェラートは食べたことがあまりないのですが、チェーン店のアイスは好きなんです。そういったアイスが好きな方はジェラートも好きだったりするんでしょうか?

やっぱり、味わいは比べてみてもらえば分かると思うんですけど、全然違うんですよね。

アイスとジェラートは別物かなと考えています。

チェーン店にはないフレーバーを提供しているので、そういう一般だとなかなか出回らないような味や生のフルーが好みの方とかもいらっしゃいますね。

 

―SNSでも、何度も通われている方などが見受けられました。お客様は常連さんが多くいらっしゃるんですね!

はい。うちはリピーターのお客様が多くなる傾向がありますね。

 

―今後、どのようなお客様がいらっしゃるお店にしていきたいか展望を伺えますか?

はい。自分が作ったもので子どもからおじいちゃんおばあちゃんまでが食べてもらえる、が目標ですね!

僕、フレンチ料理に長い間携わっていて、お客様ってみんな同じような方なんですよ。

やっぱり、年代というと20代後半から40代くらいの食べることが好きな方でお金を持っている方や、記念日で来られる方ばかりでした。

いつも同じような世代の方々に僕の料理を食べてもらっていたんですけど、僕の本心は、もっと小さな子どもから、おじいちゃんおばあちゃんまで食べてほしいというのが僕の望みとしてありました。

そんな中、自分が作ったもので子どもからおじいちゃんおばあちゃんまでが食べてもらえるものは何か、と考えたとき、思い浮かんだコンテンツがジェラートだったんです。

 

―幅広い世代から愛されるお店って素敵ですね!どうしてジェラートなのかもう少し詳しく聞かせていただけますか?

はい!もちろん。

ジェラートって、咀嚼も必要ないじゃないですか。

なので、歯が悪い人や固いものが食べられない方でも食べられるんです。

それに、普段はフレンチのフルコースなんて縁がない、っていう人でも、アイスの一つぐらいだったらそんなにハードルは高くないですから。

そういうわけで、自分が作れるものの中でお客様に喜んでいただける食事として、ハイスペックなものとして提供できるのはジェラートかなと思いましたね。

 

―ありがとございます!小学校がお店の前にありますが、今はどういったお客様がこられるんですか?

二子玉川って、開発が進んだのってこの7、8年ぐらいなんですよ。なので、おじいちゃんおばあちゃんが意外と沢山住んでるんですよ。なので、お客様の層も比較的おじいちゃんおばあちゃんが多いですね。それに世帯数も多いので、子どもも沢山いますよ。

 

―では、山崎さんが考えていた「子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで幅広い世代の方に食べてもらえるのを目指す」という点で、まさに狙い通りの場所ということですね。

そうですね。

逆に、20代前半のお客様はあんまりお店の前を通らないんです。

ここを目的地としていらっしゃる方ももちろんいらっしゃるんですけど、そもそも若者が通る道ではないんですよね。

お客様と共に成長するジェラート店

―メニューがひと月に2回ほど、まるまる変わったりしますよね。それらは全て山崎さんが考えられているんですか?

はい。もともと、よくある味だったり、オーソドックスな種類のものは作りたくないと考えていて、

せっかく来ていただいたのなら「新しい発見」じゃないですけど、

ジェラートを通して新しいものに触れてほしいなという思いがあります。

なので、できるだけ食材とかも変えて工夫しています。

フルーツに関しては生モノを使っているので、提供できる期間が決まってきちゃうんですよね。なので、自ずとメニューの回転は上がってくるかなと思います。

 

―最近はホットドリンクを出されたとか

はい。11月初めごろにラテを出しました。

ジェラートとラテを一緒に頼まれる方が多いですね。

 

―それはすごく合いそうな組み合わせですね。

去年の冬はうちに来てホットコーヒーありますか、と尋ねられたお客様が結構いらっしゃったんです。そこで、去年とかの経験を活かして、じゃあ今年はやろうかなと。

今後は、お客様の声を聴きながら、冬になるにつれて喫茶店っぽくしていった方がいいかなと思っています。

ジェラートを楽しむだけじゃなくて、カフェとして利用できるようにメニューを増やしていっています。

―お客様と一緒にお店を作られていらっしゃるって素敵ですね!

廃棄されない食べ物を作る

―ホームページを拝見したとき、ジェラートのお重がとても印象的だったのですが、どのようなときにお客様が購入されるんですか?

今の時期ですと、クリスマスとかにクリスマスケーキの代わりに購入される方がいますね。

去年も、お店をオープンして3カ月くらいでこの商品を作ったんですけど、クリスマスの時期によく売れましたね。

 

―そうなんですね。

はい。この形のジェラートが珍しいというのもありますね。

また、料理に携わる者としての意見ですが、クリスマスのケーキってホールで買う方が多いじゃないですか。

―はい。

でも、クリスマスケーキやアイスケーキってちょっと食べたら満足してしまって結構残りがちじゃないかなと思うんです。子ども向けに作られているものが多いので、大人が沢山食べれないというのもあると思います。クリスマスケーキとかは日持ちしないので、食べきれないと最終的に捨ててしまうんですよ。

一方でこのジェラートBOXは、クリスマス用に買っても正月まで冷凍庫に保存して置けるんですよね。なので、パッケージも正月でも似合うように「おせちのお重」っぽくしてます。

 

―たしかにおせちに見えます!

これが去年、年末にかけて結構人気が出たんです。

実はこの商品を作るのはものすごく大変なので期間限定にしようと思っていました。

 

―そうなんですか!?

でも、他の雑誌に取材されたりしてお客様がこの商品目当てにこられたりするので、今では季節ごとに中身が変わるジェラートBOXになっています。

 

―これまでのジェラートBOXを作られた経緯を聞いて、山崎さんが食品の廃棄を減らしたいと思っていらっしゃることが伝わりました。

そうですね。廃棄されない食べ物を作ることが、一番僕の根底にある想いです。

見栄え重視の食べ物はバランスが崩れやすいんです。フレンチ料理を作っていたころから僕はそれが嫌だなと思っていて、それを解決することが出来るのがこのジェラートBOXになるかなと思います。

資金繰りで大変だった時期のお話

―資金繰りで大変だったことをお聞きしてもよろしいでしょうか?

僕はやっぱり、コロナの時期が一番大変でしたね。

コロナがひどい時って、外食を減らす方が多かったんです。なので、お店との接点も減ってしまって、お客様に忘れられてしまうことが大変でした。

夏の時期にオープンしたんですけど、コロナを挟んだ冬の時期のお客様層は全く違いました。

その点で、営業って大事だなと思いましたし、実際に店内販売以外の宅配なども増やしました。その頃はお金がかかりましたね。梱包材とかの出費のほうが増えた時期です。

 

―今は営業を重視してらっしゃるんですか?

はい。今はお店にジェラートを卸すための営業をしています。

これから冬の季節ですし、お店は商店街にあるので、平日はお客様の入りが比較的少ないんです。なので、平日はお店を閉めて営業に行くことも増えました。

 

―では、他のお店でも「Gelato 9.」のジェラートを食べることが出来るんですね。どのようなお店にジェラートを卸されているんですか?

今は二子玉川の地域を中心に卸しています。お店で言うと、カフェやちょっとお高めの焼肉店ですね。

―焼肉店でも食べられるんですね!

チェーン店との差別化のためにウチのジェラートを提供しているそうです。カフェも、注文をいただければオリジナルフレーバーのジェラートを作ってお店限定の商品を卸しています。

 

―卸売に力を入れられるようになったのには理由があるんですか?

そうですね。お店のお客様からジェラートを卸して欲しいという依頼が結構あった、というのもありますが、卸売は月ごとの納品数も一定でその分収入も安定するということが一番ですかね。収入が安定すれば、店舗で提供するジェラートの味をもっと挑戦できるかなと思うんです。

 

―山崎さんの商品に対するこだわりや、今後の店の展望についてお聞きしました!

お忙しい中インタビューをさせていただきありがとうございました!

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