補助金ガイド

10次ものづくり補助金の採択件数と採択率を解説

2022/7/26

2022/07/26

この記事の監修

株式会社SoLabo 代表取締役/税理士有資格者田原広一(たはら こういち)

お客様の資金調達支援実績4,500件以上 自社でも、
小規模事業者持続化補助金や事業再構築補助金の採択をされている。

2022年715日(金)、ものづくり補助金10次公募の採択結果が公式サイト上で発表されました。10次公募に申請した人はもちろんのこと、これから公募に申請しようとする人の中にも採択結果が気になる人もいるでしょう。

当記事ではものづくり補助金の10次公募の採択件数と採択率を解説します。ものづくり補助金の11次公募は、令和4526() 17時~818() 17時まで受付中です。ものづくり補助金への申請を検討中の人は、当記事の採択結果を参考に申請準備をしてみてください。

なお当記事はものづくり補助金の公式サイトの「採択結果」から、10次公募の採択者一覧を元に作成しています。

10次ものづくり補助金全体の採択率は過去3番目に高い60.8%

ものづくり補助金の10次の採択率は、過去の1次から10次の中で3番目に高い採択率の60.8%でした。

【令和元年度補正・令和三年度補正ものづくり補助金の1次~10次までの採択率】
公募回  採択率
1次  62.4%
2次 57.1%
3次 38.0%
4次 33.0%
5次 44.1%
6次 47.4%
7次 50.2%
8次 59.7%
9次 62.1%
10次 60.8%

※ものづくり補助金の公式サイトにある「採択結果」をもとに株式会社ソラボ作成

※小数点第二位以下は切り捨て

ものづくり補助金の採択率は過去30%台~60%台を推移しています。特に初回の1次と、感染症対策として「特別枠」が終了した9次公募は60%以上の採択率でした。今回の10次の採択率は、1次と9次に次ぐ採択率の高さとなりました。

一般型の採択率は61.1%でグローバル展開型の採択率は40%

一般型の採択率は61.1%で9次より1.4%減少し、グローバル展開型の採択率は40%で9次より0.7%上昇しました。 

【一般型とグローバル型の採択率】
公募回 一般型 グローバル型
4次 31.1% 16.9%
5次 44.5% 28.7%
6次 47.7% 34.2%
7次 50.4% 41.9%
8次 60.0% 39.1%
9次 62.5% 39.3%
10次 61.1% 40%

※ものづくり補助金の公式サイトにある「採択結果」をもとに株式会社ソラボ作成

※小数点第二位以下は切り捨て

一般型の10次の採択率は過去最も高い採択率だった9次の62.5%の次に高い61.1%でした。グローバル展開型の10次の採択率は40%で、過去2番目に高い採択率です。

ものづくり補助金の公募要領によると、「グローバル展開型は特に優れた内容」を求められているため、一般型に比べてグローバル展開型は採択率が低いと推察されます。

グローバル展開型でものづくり補助金に申請したい人は「ものづくり補助金のグローバル展開型の概要と採択率を解説」を参考にしてみましょう。

10次全体の採択件数は2,612

10次ものづくり補助金の全体の応募者数は4,294件で、そのうち2,612件が採択されました。

1次公募~10次公募までの応募者数と採択者件数の推移】

公募回 応募者数 採択件数
1次  2,287件 1,429件
2次 5,721件 3,267件
3次 6,923件 2,637件
4次 10,312件 3,178件
5次 5,299件 2,337件
6次 4,980件 2,362件
7次 5,507件 2,768件
8次 4,653件 2,780件
9次 3,613件 2,257件
10次 4,294件  2,612件

※ものづくり補助金の公式サイトにある「採択結果」をもとに株式会社ソラボ作成

9次の応募者数の3,613件と比較すると、10次の応募者数は全体で681件増加しました。また、9次の採択数の2,257件と比較すると、10次の採択数は全体で355件増加しました。

これまでのものづくり補助金の応募者数を振り返ると、4次の10,312件がピークでした。その後は3,000件~6,000件の応募者数で推移しています。また、採択件数は応募者数に関わらず4次以降からは2,000件台で推移しています。

一般型の採択数は2,584件でグローバル展開型の採択数は28件

10次公募の一般型(通常枠とそれ以外)の採択件数は2,584件、グローバル展開型が28件でした。10次の一般型の採択数は9次より361件増え、グローバル展開型の採択数は4件増えました。

【一般型とグローバル型の採択件数】
公募回 一般型 グローバル型
4次 3,132 件 46件
5次 2,291件 46件
6次  2,326件 36件
7次 2,729件 39件
8次 2,753件 27件
9次 2,223件 24件
10次 2,584件(9次より361件増) 28件(9次より4件増)

※ものづくり補助金の公式サイトにある「採択結果」をもとに株式会社ソラボ作成

10次の申請数は、一般型が2,584件、グローバル型が28件となっていて、採択数の差は申請数の差が関与していると推察されます。

この記事のまとめ

10次ものづくり補助金の採択数は9次公募より355件多い2,612件でした。また、10次の採択率は1次公募から数えて過去3番目に高い60.8%でした。 10次公募では低感染リスク型ビジネス枠が終了し、新たに回復型賃上げ・雇用拡大枠、デジタル枠、グリーン枠の公募が始まりました。その結果、10次の応募者数は4,294件で、9次から361件増加しました。 また、一般型とグローバル型の採択率を比較するとグローバル型の採択率の方が低い結果となりました。11次の公募要領でも引き続きグローバル型の事業計画には「特に優れた内容」が求められるため、グローバル展開型で申請する人は、不備のない準備を進めていきましょう。

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