補助金ガイド

ものづくり補助金の申請とは?申請準備や電子申請の手順を解説

2022/7/4

2022/07/04

この記事の監修

株式会社SoLabo 代表取締役/税理士有資格者田原広一(たはら こういち)

お客様の資金調達支援実績4,500件以上 自社でも、
小規模事業者持続化補助金や事業再構築補助金の採択をされている。

法人や個人事業主の中には、ものづくり補助金に申請して機械設備を購入しようと考えている人もいますよね。その際、ものづくり補助金の申請準備として何をすればいいのか、どこに申請すればいいのか、困っている人もいることでしょう。

当記事では、ものづくり補助金の申請準備と電子申請の手順を解説します。ものづくり補助金に初めて申請する人や、申請の流れや具体的な手順が知りたい人は、参考にしてみてください。

なお、この記事は11次ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金の公募要領を元に作成しています。 

ものづくり補助金の申請前に必要な事前準備をする

ものづくり補助金の申請前には、事前準備が必要です。必要な準備をせずに申請すると、申請の途中で手が止まってしまったり、申請したとしても不受理となってしまったりする可能性があります。ものづくり補助金に申請する人は、必要な準備をしてから申請に臨みましょう。

【ものづくり補助金の申請前に必要な事前準備】

  1. スケジュールを確認して申請日を決める
  2. GビズIDプライムアカウントを取得する
  3. 申請に必要な書類を準備する

たとえば、ものづくり補助金の申請をする場合は「GビズIDプライムアカウント」というアカウントがないと、電子申請の画面にログインできません。また、ものづくり補助金の申請者向けの規約がまとめられた「公募要領」は、公募回ごとに内容が変更されているため、申請者は事前に内容を理解する必要があります

づくり補助金の申請を正しくスムーズに行うには、事前準備が肝心です。これからものづくり補助金の申請を検討している人は、事前準備を確認してから申請作業に進んでみましょう。

スケジュールを確認して申請日を決める

ものづくり補助金の公募は、通年で実施されているので、申請日をいつにするか前もって確認しましょう。各公募回でそれぞれ申請枠や要件は異なるため、各公募回の公募要領をチェックする必要があります。

【ものづくり補助金の各公募回の締切日】
過去の公募回 締切日

1次(一般型)

令和2331() 17

2次(一般型・特別枠含む)

令和2520() 17

3次(特別枠・事業再開枠含む)

令和283()17

4次(一般型・グローバル展開型)

令和21218() 17

5次(一般型・新特別枠・グローバル展開型)

令和3219() 17

6次(一般型・新特別枠・グローバル展開型)

令和3513() 17

7次(一般型・新特別枠・グローバル展開型)

令和3817() 17

8次(一般型・新特別枠・グローバル展開型)

令和31111() 17

9次(一般型・新特別枠・グローバル展開型)

令和4 2 8() 17

10次(一般型・グローバル展開型)

令和4512() 17

11次(一般型・グローバル展開型)

令和4818() 17

※ものづくり補助金の公式サイトにある過去の公募要領と「第11次公募要領1.0版」をもとに株式会社ソラボ作成

これまでの公募スケジュールでは年間に4回程度公募されていますものづくり補助金に申請する人は、申請したい公募回の締め切りを確認し、スケジュールを立てましょう。

GビズIDプライムアカウントを取得する

ものづくり補助金の申請には、まずGビズIDプライムアカウントを取得する必要があります。ものづくり補助金の申請はGビズIDプライムアカウントによる電子申請のみ受け付けられるため、GビズIDのプライムアカウントがないと申請ができないからです。

GビズIDプライムアカウントは、デジタル庁が運営するGビズIDホームという公式サイト上の申請先URLから取得できます。GビズIDプライムアカウントは採択後の手続きにも使用するので、忘れずに保管しておきましょう。

GビズIDプライムアカウントの取得に必要なもの】

内容 項目

情報

法人/13桁の法人番号、法人名、所在地、代表者名、代表者生年月日、個人事業主/屋号、所在地代表者名、代表者生年月日

準備物

スマートフォンまたは携帯電話、印鑑証明書、登録印、パソコン

GビズIDホームの公式サイトをもとに株式会社ソラボ作成

なお、GビズプライムIDアカウントの発行は2週間~3週間かかりますものづくり補助金に申請する人は、いつまでにGビズIDアカウントを申請しなければいけないのか、スケジュールを確認しておきましょう。

申請に必要な書類を準備する

ものづくり補助金には申請に必要な書類があるので、申請者は事前に準備することになります。必要書類はPDFWordExcelのうち公募要領で指定された形式で保存して、電子申請をする時にパソコンのブラウザ上で添付します。

【ものづくり補助金の基本的な必要書類】

  • 事業計画書
  • 賃金引上げ計画の誓約書
  • 決算書等
  • 従業員数の確認資料
  • 労働者名簿

※ものづくり補助金の公式サイトにある過去の公募要領と「第11次公募要領1.0版」をもとに株式会社ソラボ作成 

この他、必要書類には申請枠ごとに決められた書類や、加点を申請する事業者のみが提出する書類もあります 

たとえば、回復型賃上げ・雇用拡大枠に申請する場合は、基本的な書類以外に「確定申告書別表一(一)の控え」「 確定申告書別表四の控え」などの書類も提出が必要です。

 必要書類は事業者ごとに異なります。ものづくり補助金に申請する人は、どの書類を提出すればいいのか、申請する回の公募要領を見て確認しましょう。 

なお、ものづくり補助金の必要書類については「ものづくり補助金で申請時に必要な書類の揃え方と記載例」で解説しています。気になる人は参考にしてみてください。

書類作成や申請の支援をしてもらうことも可能

ものづくり補助金に申請する事業者は、商工会や金融機関の担当者、認定支援機関などの専門家から申請の支援をしてもらうことも可能です専門家に依頼する人は、申請する枠についての相談や、必要書類を作成する際のサポートなどの支援が期待できます。

また、専門家へ依頼するかどうかは、事業者が任意で決められます。ものづくり補助金の公式サイトにある「データポータル」によると、ものづくり補助金の6次~9次に申請した事業者の中で、専門家からの支援を受けた人は、平均で42.2%でした。

ものづくり補助金への申請に不安がある人は、専門家へ相談することも選択肢のひとつとして考えてみましょう。

なお、ものづくり補助金では「GビズID利用規約」により代理申請が禁じられています代理申請や事業計画書作成の代行は、規約違反となります。また、事業主以外の経営に関わらない従業員が申請することもできません。 

ものづくり補助金の申請はパソコンからの電子申請で行う

ものづくり補助金の申請は、パソコンから電子申請で行います。郵送での申請は受付けていないので、電子申請で申請できるように準備が必要です。

【申請に必要な準備物】

  • パソコン
  • 申請の必要書類
  • GビズIDプライムアカウント
  • GビズIDプライムアカウントの申請時に登録したスマートフォンまたは携帯電話

たとえば、パソコンを用意する場合、ものづくり補助金で推奨するブラウザ環境があることを事前に確認します。ものづくり補助金で推奨するブラウザ環境は「Firefox」「Google Chrome」「Microsoft Edge」です。

電子申請する人は、申請に必要な準備物を整えて申請に進みましょう。

なお、GビズIDの取得申請方法や申請内容の入力方法など、ものづくり補助金の電子申請については公式の「電子申請操作マニュアル」を参照してください

公式サイトからログインする

ものづくり補助金の事前準備ができたら、ものづくり補助金の公式サイトからログインしましょう。ログインにはGビズIDプライムアカウントと、GビズIDプライムアカウントの申請時に登録したスマートフォンまたは携帯電話が必要です。

【ものづくり補助金の2つのログイン方法】

  • ものづくり補助金総合サイトの「電子申請システム」ページから、「電子申請システムログインページへ」を指定する。
  • 直接ログインページへのURL( https://www.r1mono-denshi.jp/)を指定する。 

子申請システムにログインすると、GビズIDプライムアカウントを申請した際に登録したスマートフォンまたは携帯電話にワンタイムパスワードが届きます届いた6桁のワンタイムパスワードをログイン画面に入力すると、ログインは完了します。

8つの申請内容を順に入力する

ものづくり補助金の申請内容は8つに分かれていて、申請者は順々に入力していきます。申請は1回ですべて入力する必要はありません。各項目の途中で入力した内容は画面上の「一次保存」ボタンをクリックすると保存され、再度編集する際は「編集に戻る」ボタンをクリックすると編集を再開できます。

電子申請の入力画面で最初に入力するのは、応募者のプロフィールです。応募者のプロフィールは応募者の概要1.から始まり、7.労働者名簿の登録まで続きます。

【ものづくり補助金の申請内容】

項目

内容

1.応募者の概要1(企業情報の詳細)

  • 応募する類型(通常枠など)
  • 事業形態
  • 法人番号(法人の場合)
  • 本社所在地
  • 電話番号 など

2.応募者の概要2(経営状況)

  • 株主等一覧表
  • 役員一覧表
  • 経営状況表 など

3. 事業内容

  • 事業計画名
  • 事業計画の概要
  • 事業分野
  • 補助事業の主な内容
  • 事業計画書作成支援(支援を依頼した場合)

4. 実績説明

  • これまでに補助金を受けた実績がある場合はその説明(事業内容、補助金額、成果)

5.経費明細表

  • 補助対象経費の内訳と予定する金額
  • 資金調達内訳

6.その他加点項目

  • 加点申請する場合はどの加点に申請するかを選択
  • 各加点の必要書類を添付

7.労働者名簿

  • 従業員人数20名以下の小規模事業者のみ添付

8.提出書類の添付

  • 事業計画書、決算書等を添付

※ものづくり補助金の公式サイトの「電子申請システム操作マニュアル」をもとに株式会社ソラボ作成

たとえば、1つ目の応募者の概要まで入力して保存した場合、2つ目の概要で株主等一覧表を用意していないのであれば一時保存し、また戻って再入力ができます。申請途中で一次保存する際は、ブラウザの「戻る」機能は使わず、申請ページの上下にある「戻る」ボタンを使ってください。

A.応募者のプロフィール」と「B.提出書類添付」の入力が終わったら、申請内容を確認して送信します。送信すると、申請ステータスが「申請済み」になるため、申請が終わったらステータスを確認しましょう。

なお、申請を開始すると、電子申請画面の申請ステータスが「申請準備中」となります。最終的に申請を送信すると、申請ステータスは「申請済み」に変化します。 

申請したつもりが通信環境の影響で送信できていなかった、などのケースも考えられます。確実に送信できているか確認するためにも、申請後に申請ステータスが申請済みになっていることを確認しましょう

この記事のまとめ

ものづくり補助金の申請はものづくり補助金の公式サイトから電子申請で行います。申請するには事前にGビズIDプライムアカウントや添付書類の準備が必要です。ものづくり補助金に申請する人は、申請前の準備に不足がないか確認してみてください。

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