Lady Liberty Hong Kongのアリック リー様にインタビューさせていただきました!
株式会社SoLaboで融資のサポートをさせていただいた、Lady Liberty Hong Kong (レディリバティホンコン) 代表取締役アリック リー様にインターン生がインタビューさせていただきました。
企業情報
アリック リー様が代表を務めるLady Liberty Hong Kongでは、2019年に起きた香港民主化運動をクリエイティブな手段で支援するため、民主女神像のアクセサリーやフィギュアなどの販売を行っています。
収益の一部を活用して地元香港の方々の支援もされていらっしゃいます。
会社名:Lady Liberty Hong Kong
ホームページ:https://ladylibertyhongkong.com
創業の動機 香港民主化運動がきっかけ
―事業概要について教えてください。
はい。香港とアジアの民主化運動のためのフィギュアや書籍、アクセサリーの販売をしています。
事業とは別ですが、それらの販売で出た利益の一部を香港の民主化運動を支援するための、国際的な芸術や文化活動をしている組織の支援にも力を入れています。
―開業のきっかけはどういった背景か伺えますか?
はい。開業のきっかけは2019年に香港で民主化運動があったことでした。
自分自身で今後について考えるきっかけになり、今の私で何かできることはないか、収益を出して、支援できることをしたい!と考えたところ、今までの日本での経験と人脈を生かし、デザイナー兼エンジニアとして、貢献できる機会があるのではないかと思い開業しました。
―日本でもニュースになっていたのを見ました。大規模なデモがありましたよね。
やはり、ご本人の身近なことだからこそ、大きなきっかけになったんですね。
そうなんです。その一件が、社会に対して自分がどのように貢献していくべきか考えるきっかけになりましたね。
会社を通して社会貢献を!事業にかける想い
―事業への想いを伺ってもよろしいでしょうか?
はい。社会貢献が高い事業を、今後さらに取り組んでいきたいと考えています。
そのためにも、お客様からの多くの金銭的な見返りを求めず、まず第一にお客様に喜んでいただけるサービスや商品提供を行えるような取り組みをしています。
―金銭の利益ではなく、社会貢献を第一に考えられているなんて素晴らしいですね!
ありがとうございます。事業とは別ですが、香港での支援活動や、イベント開催など、香港をより良くするための活動をしています。
―どのような商品やサービスを販売されているんですか?
日本の職人の技術で海外の製品をリペアする取り組みです。
中でも喜ばれているリペアは民主女神像です。
壊れていた民主女神像を台湾から日本に運び、それを日本の伝統職人の手によって修理しました。この製品は香港、台湾、日本の間の有意義な友情を象徴しているもので、今でも必要としている人が多くいます。
もともと大量生産されていた彫像を修復することで、一つ一つに個性を加えた仕上がりになっています。
―また新たな形として皆さんの手に届くというのは素敵ですね!
日本における外国人のビジネスの困難さ
―創業までに苦労したことは何ですか?
そうですね、私の場合、外国人が経営するビジネスとして、日本の金融機関から融資を取得することが非常に困難でした。中でも多くの書類作成と言語の壁は大きく、大変でした。
―そうですよね。言語は話せたとしても、書類作成となるとハードル高いですよね。
そうなんです。
そこでSoLaboさんに相談したところ、融資申請のすべてのステップをガイドしてくれたので、すごく助かりました。本当に感謝しています。
―こちらこそ、ありがとうございます!そう言っていただけると、担当した中島も喜ぶと思います!
これからの展望は香港の民主化に対する意識を高めていくこと!
―これから事業をどうしていきたいか、今後の展望について教えてください。
私たちの商品を通じて、香港の民主化に対する国際的意識を高められたらと考えています。そのうえで、国際協力の枠組みを確立したいです。
また、今後は日本市場向けの製品を開発しようとしています。現在の、主な顧客は香港の人々ですが、3年間のビジネスを通じて、惜しみなくサポートしてくださった多くの情熱的な日本のお客様に恵まれました。なので日本社会に利益をもたらすためにも今後活動を続けていきたいです。日本の方々の素晴らしい応援に感謝しています。
―今回のインタビューを通して、香港の民主化運動について考える貴重な機会になりました。
アリック リー様この度はお忙しい中インタビューにご協力ありがとうございました。