合同会社TNK代表取締役の田中様にインタビューさせていただきました!
弊社株式会社SoLabo(ソラボ)のサービスを利用してくださった合同会社TNKの田中大翔様にインタビューをさせていただきました。
田中様は個人事業主として開業し、大学3年時に合同会社TNKに法人成りされました。今回のインタビューでは、起業にあたって苦労したことや会社設立に対する想いなどをお伺いしました。
吃音のお悩みを持つ方へのサポートを行う合同会社TNK
合同会社TNKは、吃音の悩みを持っている方のウェブサイト制作や販路促進活動に関するコンサルティング業務のサポートを中心に活動されています。
【会社情報】
会社名:合同会社TNK
ホームページURL:https://www.t-n-kllc.com/
学生起業をすることに対する不安
―田中様は現在大学4年生ということで、学生のうちに起業をすることに不安などはなかったのですか?
起業に対しての不安は、個人事業主としてやっていた時とあまり内容は変わらなかったので特に感じなかったですね。また融資に関しても、受けることに悪いイメージもあると思うんですけど、僕的には融資は全然悪いものではなく、むしろいいものだと思うので、今考えてみても融資を受けてよかったと感じています。
―融資を受けてよかったと思っていただけてうれしいです!弊社を選んでよかった点などありますか?
SoLaboさんを選んでよかった部分は値段ですね。
SoLaboさんって結構安くないですか?
他のところだと10%とか取られるので、安いなとは思いました。
―ありがとうございます!そう言っていただけるとメンバーも喜ぶと思います。
―今回弊社で融資のサポートをさせていただいて、吃音の方をサポートする会社を起業されたのですよね?
そうです。
吃音で悩まれている方は日本だけでも120万人いると言われています。昔よりはテレビやSNSの普及によって吃音という言語障害の認知度は上がっている部分はあるんですけど、認知度はあがってもなかなか理解がある人は増えない現状があります。
そういった中で、吃音によって社会に出て働くことに不安や悩みを抱えている方の選択肢を増やし、手を差し伸べることができればと思い起業しました。
開業までで苦労したことや後悔について
―開業までで苦労したことや後悔はありますか?
資本金の部分で苦労しましたね。個人事業主でやっていた期間が割と長くて、2年くらいやっていたんですけど、その間にある程度資本金などを準備して法人に移ったので、その準備期間が一番苦労しました。
あと開業してからになるんですけど、最初はやっぱり税務関係の資料だとか、銀行口座開設に苦労しました。
いろんなところから書類が来て、税金とかよくわかんない書類とかも来るんですよ。それで一人だとなかなか難しいなって思って、今は税理士先生を雇ってます。書類とかも聞きながら資料などもサポートしていただいてます。当然ですけど税理士先生がいた方が安心ではありますね。
開業までの中で後悔していることは、もっと早く開業すればよかったことですね。
今まで、開業した方がいいんだろうなっていうのは思っていたんですけど、不安というかなかなか踏み切れない部分があったのと、どうやってやればいいのかわからず開業ができなかったんです。
でも、ちょうど年明けのタイミングでキリがいいっていうのと、当時大学3年生だったんで、大学4年生とか働き始めてからでは遅いだろうなっていうのは思ってたので、いい時期かなっていうことで開業に踏み切れました。
学校もコロナの影響でオンライン授業が多かったのもあって、そこまで時間が取られることもなかったので、上手く学業と両立ができて、色々とタイミングがよかったことも踏み切れた理由ですね。
―色々いいタイミングが折り重なって、開業に踏み切れたのですね!学生のうちに開業することに周りからの反対はなかったのですか?
まだ個人事業主としてやっていたときは、収入が増えて扶養を超えるタイミングで仕事のことを話しました。その時はもう上手くいってからの報告だったので、特に何も言われなかったです。
でも開業に関しては、まだ融資を受けたことは家族に言ってなくて、会社を建てるときは反対されました。でも、もう建てちゃったので建ててからは、まぁいっかみたいな感じで、結構自由にやらせてもらえてます。
―素敵な親御さんですね!同世代の方で、吃音の方のサポートの第一線で活躍されているお話を聞けて、大変刺激になりました!僕も頑張らないといけないなって思います(笑)
同世代同士、お互いにがんばりましょう!
―ありがとうございます!がんばりましょう!本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました!