人×組織に最高の可能性を

株式会社RECOMO 代表取締役CEO 橋本祐造

『多くの会社で共通している課題は「人」の部分にある』と語るのは株式会社RECOMOの橋本祐造様です。今回は橋本様にインタビューを行い、事業に対する想いを伺いました。

思いのある挑戦・チャレンジを応援し、一緒に伴走する

株式会社RECOMO 橋本祐造様

-橋本様は以前テレビ局で働いていらしたと聞いたんですが。

橋本氏:はい。大学卒業後、NHKに入局して、2年半、営業企画に従事していました。

-そのお話を聞いて少し意外だなと思っていて。橋本様は長いこと人事として活躍されていたと聞いていたので、てっきり最初から人事をやられていたのかと。

橋本氏:そうですね。人事としてキャリアを積み始めたのは、GMOインターネット株式会社に入社してからですね。そこで人材採用戦略、実行および人材育成プログラムの策定、人事評価制度の構築に携わりました。

以来、いくつかのIT企業で経営視点での人事戦略構築・実行に携わり、社外CHRO(最高人事責任者)として複数社に参画しながら、かれこれ15年くらい人事領域にいますね。

-なるほど。株式会社RECOMOを創業されたの人事での経験が基になっているんですよね?

橋本氏:そうなんです。人事として働いていくと急成長するスタートアップやベンチャー企業に関わる機会が多くありました。その中で事業が急成長するのに合わせて、人・組織の成長も必要になりますが、経営陣が事業戦略を立てたとしても、それを実行する人・組織の中長期の戦略が立てられることはほとんどないということに気がついて。

事業成長と、人・組織の成長にはタイミングがずれる場合が多いのですが、そのギャップが大きくなるにつれて、組織が徐々に崩壊していき、結果、事業の成長が止まり、経営者がその課題解決の陣頭指揮に立ち、すべてを抱え込むことになり、動くに動けない状態になるのを数多く目にしてきたんです。

でも私は人には可能性・価値が無限にあって、それを最大にすることで、ありたい姿・状態を実現できると考えています。

それで企業の中で最大の影響力を持つ経営者の可能性・価値を最大に発揮してもらうために、もっと経営の仕事ができる体制を作りたい、本来やるべき仕事に集中できる体制を作りたい、それも特定の会社だけでなく、社外から複数の企業に関わりたいと思い、20194月に起業に至りました。

-そうなんですね。RECOMOというのはおそらく造語だと思うのですが、名付けられた由来などはあるんですか?

橋本氏:私たちは社会に対して「もう一度、人と人、心と心が繋がることで、自らが動き出す原動力」になれるような存在でありたいと思って、その想いを込めています。

RE」もう一度、再び、「CO」=Connect人と人、心と心が繋がる、「MO」=Motive自らが動き出す原動力になる、という3つの言葉の頭文字を取りました。

思いのある挑戦・チャレンジを応援したい、一緒に伴走する存在になりたいと思っています。

-株式会社RECOMOでは具体的にはどのような事業を行われているんですか?

橋本氏:CEOの右腕を担うCxOチーム「RECOMO X」を展開しています。

-CxOですか?それはなんですか?

橋本氏:Chief=組織の責任者」「x=業務・機能」「Officer=執行役」の経営用語で、企業活動における業務や機能の責任者の総称です。CEO(最高経営責任者/Chief Exective Officer)、CFOChief Financial Officer/最高執行責任者)のように、「x」に代入される頭文字によってその職務や職責が異なります。

-なるほど。

橋本氏:私たちはCxOの役割を社外から担う「代行」という形で、経営者の思い、志、理念をベースに戦略を策定しています。

立てた戦略に対してプロジェクト化をしながら、ありたい姿・状態の実現に一歩でも近づくため、経営陣と伴走しながら実行していっています。

また、会社のビジョンを実現するためには、経営体制から整える必要があります。特に急成長するスタートアップやベンチャーでは、状況が激しく変化するため、経営人材(CxO人材)がいることで、変化に柔軟に対応できる体制を整えることができるんです。

-そうなんですね。では事業を行う上で大切にされていることはありますか?

橋本氏:主に2つあります。

1つは未来のありたい姿から考え、物事の深堀りをし、本質を掴むということです。

私たちはCEOと会社全体の現状の課題や理想の状態について話をしますが、目先の課題だけではなく未来のありたい姿から考え、徹底して物事の深堀りをしながら、本質を掴んでいくことを大切にしています。その上で、独自のサーベイやフレームワークなどを活用しながら仮説検証し、戦略の精度を高めていきます。

CEOに伴走しながら、最終的には社内人材の育成や内製化で経営体制を作れるように一貫してサポートしていきます。

そのため、私たちが関わる場合のほとんどは単発の課題解決ではなく、中長期プロジェクトとしてしっかりと時間をかけて、CEO/企業の「ありたい姿」を一緒に作り上げていくことになります。

 

2つ目は「らしさ」を大切にしています。

これは私たちが一番大切にしていることでもあります。

他社事例より、CEOらしい、その会社らしい「ありたい姿」を一つ一つ丁寧に創っていきます。例えば、CXOのチーム化をする上での体制や役割は会社により様々です。人が価値発揮できる状態を共に考え、現状から見える未来の状態ではなく、可能性を最大にして夢を広げた状態で見える「理想の状態」を一緒に見ることをポリシーにしています。

人の可能性・価値を最大化する社会を創る

株式会社RECOMO 橋本祐造様

-橋本様が今後、目指されている将来像などはありますか?

橋本氏:まずは「人の可能性・価値を最大化する社会を創る」という会社のミッションを実現していきたいと思っています。

そのために今後の展開は2つの軸で考えています。

1つは日本だけではなくグローバルに展開していきたいということです。私たちが提供する「RECOMO X」は、人が集まり事業を立ち上げ組織を作り出す段階から、あらゆる経営チーム・組織に共通して起きる課題や壁を、経営者に社外CXOが伴走しながら共に乗り越えていくサービスです。日本だけの特有の課題ではなく、世界中のあらゆるチームや組織で起きる課題になります。日本で浸透してからグローバルへ、という形ではなく、当初からグローバルを想定して事業を設計しています。

-最初からもう1つの目標に向かって真っすぐに走っていたんですね!

橋本氏:そうですね。

もう1つは経営領域だけでなく、その他の領域でもこの仕組みを活用していくことを目指しています。

「人の可能性・価値を最大化する」という観点では、法人のチームや組織に領域は留まりません。その他あらゆる領域で、より人がワクワク・ドキドキしながら自分の最大の価値を発揮できる仕組み・体制を創っていきたいです。

-本日は貴重なお時間を頂きましてありがとうございました。最後にこのサイトを読んでいる読者の方々に何か一言お願いします!

橋本氏:私たちはこれまで「会社のありたい姿・状態のイメージはあっても、現状をどのように捉え、これからどんな仕組みや体制を構築していけば実現できるのか分からない」「これから組織を拡大していくため、ミドルマネジメント層や強力なCXOのチームを整えたい」「CEOが他の様々な対応に追われ、CEOの仕事ができておらず、会社全体の方向性を示すことができず困っている」などの悩みを抱えているCEOの方々と関わってきました。

「企業は人である」という考え方を持っているけれど、経営から戦略、戦術まで落とし込む方法が見えない、分からない、覚悟を持って領域を任せられる責任者がいないと考えているCEOの方がいらっしゃれば、ぜひご連絡を頂きたいです!

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SoLabo担当者からのコメント

株式会社ソラボ 大石田一真
大石田 一真/Oishida Kazuma

株式会社RECOMO様の事業は、事業運営に課題を感じていらっしゃる様々な経営者にとって、魅力的なサービスであると思います。
この先、グローバルを想定しての取り組みや、経営領域以外にも広げていくとのことで、ますますの事業発展が期待されています。

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