カフェと世界をつないでゆく

CafeSK 代表 瀧澤陽介

誰かにとって世界にたった1つの「救われるカフェ」を作りたい。そんな想いで活動しているのがCafeSKの瀧澤陽介様です。今回は瀧澤様にインタビューを行い、CafeSKを創業するまでの経緯とこれらかの展望について伺いました。

 誰かにとって世界にたった1つの「救われるカフェ」を作るお手伝い

CafeSK 瀧澤陽介様

-瀧澤様は長年飲食業界を中心に働かれていたんですよね?

瀧澤氏:はい。といっても当時働いていたのはイタリアレストランやラーメン業界でした。

-カフェではなかったんですか?

瀧澤氏:実はそうなんですよ。そもそも今私が行っている事業はカフェを専門にしたコンサルティング業なんですが、当時の目標は自分で飲食店を開くことでしたし(笑)。

-当初の想定から随分と大きく舵を切ったわけですね。何かきっかけがあったんですか?

瀧澤氏:ラーメン店で働いているとき、私は「美味しくて行列しているラーメン店」と「美味しくて売れないラーメン店」の2店で働いていたんですが、「美味しいのに売れないのはなんでだろう」と疑問に思ったんです。それで休日を利用して、徹底的にその謎を解明しました。

そうこうしていると、「相談に乗ってくれないか」と経営の相談を受けるようになったんです。

-すでに現在の基礎が見え始めていますね。

瀧澤氏:そうですね。

-でも、飲食店を開くという目標は?

瀧澤氏:もちろん開くつもりでした。実際に飲食店で修業をしつつ準備も始めていたんですけど、ある重大な問題に気が付いてしまったんです。

-といいますと?

瀧澤氏:「同じところにいるのが好きではない」という自分に気づいてしましまして(笑)。

-それは、お店を開く人としては致命的ですね……。

瀧澤氏:そうでしょ。それならば自分ではお店を持たずにお店を持っている方をサポートしようと思い、飲食店に努めつつ、副業としてコンサルティング業を始めたわけです。

-そうだったんですね。独立した経緯をお聞かせください。

瀧澤氏:狙って独立したわけではないんですよ。私が自律神経失調症で勤めていたお店を辞めることになったのが一番の要因です。どうせお店をやめるなら独立してしまえと(笑)。

Cafe専門にされた理由は何だったんですか?

瀧澤氏:すでにお話しした「美味しいのに売れない」ラーメン店の謎を解明していくときに、「低単価・低客数」で経営しているカフェのビジネスモデルに興味を持ったんです。

-「救われるカフェ」を作るということですが、そこに込められた想いを教えていただけますか?

瀧澤氏:「救われるカフェ」は普段は「居心地がいい」と体感してて「救われる必要がある状況」にならないと気付かないものだと思います。

でも誰かが「救われる必要がある状況」に陥った時、その誰かにとって「救われるカフェ」がそこにあればいいという想いで、Cafeの創業に携わっています。

カフェをはじめるとは表現と経営を両立させること

CafeSK 瀧澤陽介様

CafeSKの事業内容を改めて教えてください。

瀧澤氏:CafeSKでは「弊社サイトでのカフェの記事の執筆・掲載」「カフェスタートアップサポート」「飲食店向け事業計画作成や立地調査や物件選定」「カフェ店舗内イベントや1日限定イベントの企画やサポート」などがメインとなりなます。

特にカフェスタートアップサポートはトータルサポートをするのではなく、最初の重要点である事業計画と立地選定にある程度絞ってサポートする仕組みになっています。

-そうなんですか?なんだかトータルサポートしてもらった方が安心な気がするんですが。

瀧澤氏:カフェを立ち上げる際にどれぐらい手元にお金があるかっていうのはすごく大切なことなんです。なのにその初期にサポートしてもらうために多くのお金を払ってしまうというのは、お客様にとってどうなのかなと。

だから提供できるコンサルを小分けにして一番必要な部分だけまずは実施してもらい、そこで判明した必要な部分を引き続きご契約しもらうという風にしたんです。そうすることでお客様にとって適切な価格なるのではないかと考えています。

Cafeのコンサルティングを行う際に気をつけていることはありますか?

瀧澤氏:カフェを運営している方はコンセプトが独創的な世界観であることが多いので、その世界観を実現するために現実的なカフェ運営するためのアイディアを提供するように心がけています。

カフェは他の飲食店と違い、低客数、低単価というウィークポイントがあるので、満席になっても利益がでないことが起こり得ます。なので店舗を満席するのはもちろん、その上でさらにどう営業利益を作り出すかが必要なんです。

-具体的にはどのようなことが必要になるんですか?

瀧澤氏:お店の良い所を最大限引きすことと、その良い所が響くお客様が多くいる立地を選ぶことです。

そのために事業計画作成と立地調査は入念に行うようにしています。

-そうなんですね!

瀧澤氏:私の経験やかつて相談を受けていた経験をもとにお店が失敗した理由をピックアップし、その理由を徹底的に潰すことに全力を注いでいます!

-本日は貴重なお時間を頂きましてありがとうございました。最後にこのサイトを読んでいる読者の方々に何か一言!

瀧澤氏:もともとはカフェのサポートがメインでしたので、カフェをはじめる方向けでしたが、今ははじめる人はもちろん、普段はチェーン店のカフェしか使わないけどたまには個人のセンスの良いカフェも行ってみたいなぁ、という方向けにもカフェの紹介記事を書いているので、是非覗いてみてください!

特に3040代の男性の方に見ていただきたいです!書いているのが40代のカフェに詳しいおじさんなので、より気持ちに寄り添えるかと思います(笑)

もちろん女性の方にもお役に立てれば嬉しいです!

SoLabo担当者からのコメント

株式会社ソラボ 大石田一真
大石田 一真/Oishida Kazuma

瀧澤様は、ご自身の飲食経験をもとにして、カフェを専門にスタートアップのサポートやイベント企画などを行っていらっしゃいます。カフェに特化したサービスを提供されているというカフェのプロですので、きっと貴重なお話をお聞きすることが出来るはずです!

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