良いお店が増えると、良い未来がやってくる
株式会社テナンタ 代表 小原憲太郎
物件を「探す」から「提案してもらう」という新しいスタイルで物件探しを提案されているのが株式会社テナンタの小原憲太郎様です。今回は小原様にインタビューを行い、事業に対する想いを伺いました。
あなたにマッチした店舗が見つかる新スタイルの物件探し
-小原様は大学に在学されていた当時からすでに起業をされていたんですよね?
小原氏:はい、そうです。
-当時から今のような物件に関わるようなことをされていたんですか?
小原氏:いえ。当時は興味関心で人をつなげるSNSの開発を行って、起業しました。その後、インデックスにて法人向けのモバイルソリューション企画営業・新規事業担当などを経験しました。
-そうだったんですね。
小原氏:その後、株式会社コリッシュを創業したんですが、この事業がテナンタを立ち上げるに至ったヒントになったんです。
-どういうことですか?
小原氏:株式会社コリッシュではシェアハウスプロデュース事業を行っているんです。
-シェアハウスですか?
小原氏:はい。ひとりではなくて、みんなで住むからこそ実現できることってあると思うんですよね。シェアライフを描き、共感した仲間と一緒に理想の暮らしを作っていくのってそれ自体、楽しそうだなと。
そこで「プログラミングを学び合うシェアハウス」「世界中の旅行者と異文化交流ができるシェアハウス」「家族で暮らせる多世代シェアハウス」など、ともに目的を持って暮らすことで得られる特別なライフスタイルを実現できる場所を数々運営していたんです。
-なるほど。
小原氏:でもそこで大きな壁に突き当たってしまって。
-どういうことですか?
小原氏:物件を見つけるのが本当に大変だったんです。良い物件を仕入れるには「とにかく不動産会社と仲良くなって顔を売る。足で稼ぐ」ことが一番重要になってくるんですが、本当に難しいんです。
そもそも、欲しい物件を誰が持っているのかわかりませんし、店舗に強い不動産屋さんがどこにいるのかも知らないわけですから。
-あっ、確かにそうですね。
小原氏:しかもこれは私だけじゃなくて、多くの店舗型の業者様も同じようにこの問題に悩まれていて。
それで商業用物件の流通構造に問題があるんじゃないか、と思ったんですね。その問題を解決するために誕生したのがテナンタなんです。
-なるほど。具体的にはどういう仕組みで、問題解決に取り組んでいらっしゃるんですか?
小原氏:従来の物件掲載型の物件メディアではなく、テナントの出店ニーズを掲載して、不動産会員から提案をもらうオファー型のマッチングプラットフォームになります。
-もう少しちょっと詳しくお願いします。
小原氏:物件探している人が希望条件を登録することで、多くの不動産会社に見てもらえ、マッチした物件があれば「個別に紹介をしてもらえる」というものになります。
-確かにそれなら自分で不動産を探し回るよりもよさそうですね。
良いお店が増えると、良い未来がやってくる
-今後の目標など、考えられていることはありますか?
小原氏:私たちには信じていることがあります。それは「1つのお店には、地域をまるごと幸せにしてしまう力がある」「1つのお店には、日本の未来を変えてしまう力がある」ということです。
だって、私たちが生活をしている街は1つ1つのお店が、それぞれのオーナー様の想いのもと、寄り集まって出ているんですからね。それは飲食店や娯楽施設だけでなく、病院や保育園などもそうです。
だから少しでも多くのオーナー様の実現したい未来や世界観が形になるように、まずは全国展開、そして店舗のマッチングだけではなく、店主が最高の顧客体験を提供し、力強く成長できる店舗経営のプラットフォームとして成長していきたいと思っています。
-素晴らしいお考えですね。
小原氏:そうやって良いお店を増やし、より良い未来を築けていきたいですね。
-本日は貴重なお時間をいただきましてありがとうございました。最後にこのサイトを読んでいる読者の方々に何か一言お願いします!
小原氏:私たちは店舗物件とテナントのマッチングプラットフォームの運営を行っています。店舗を扱う不動産事業者、店舗を必要とする小規模テナントを持っている方など、是非お気軽にご利用ください!