PRでいいものを世の中に。
合同会社未来イメージ 代表 加藤朋子
PRプロデューサーとして活躍されている加藤朋子様は合同会社未来イメージの代表を務められてもいます。それだけではなく、現役で雑誌ライターとしての顔も持っておられ、数々のメディアに籍を置いています。今回はそんな加藤様にインタビューを行い「PR」に対する想いを伺いました。
「ライター×PR×バイヤー」の視点でベストなPR
-加藤様は雑誌ライターとしても活躍されていらっしゃいますが、なぜ「PR」の道に進まれたんですか?
加藤氏:私が新卒で初めて入社したのは百貨店だったんですが、そこで国内外の素敵な商品にたくさん出会う機会に恵まれました。「本当にこの世界は、素晴らしいもので溢れている!」と感動したんです。
一方で日の目を見ないまま埋もれてしまう魅力的な商品が多くあることも知りました。
-たしかにCMや広告で見る商品はほんの一部ですもんね。
加藤氏:そうなんです。広告業界や出版業界で働いていて、広告を打てる会社は基本的に資金力がある企業しかいないな、と感じたんです。これってつまりはお金がなければ商品の魅力を発信することすらも出来ないってことですよね。
それって違うんじゃないかと思って。
「金銭的な事情に関係なく、PRでいいものを世の中に届けたい!」という想いが高まって起業したんです。
-なるほど。実際に起業されてみてどうでしたか?
加藤氏:今は企業PRをメインに活動しているんですが、現役でメディアに籍を置いているからこそわかる、トレンドやメディア視点を盛り込んだPRというのを大切にしています。今、欲しい情報やトレンドワードを伝えることが出来るんです。
さらにバイヤー経験から培った小売視点を取り入れてもいます。この「ライター×PR×バイヤー」の3つの視点で、その企業様に合ったPRを行うことが可能なんです。
これは実際に弊社がPRを担当した企業様は大手雑誌・新聞社・webメディア・専門誌で取り上げられ、商品が入荷待ちになったり、Yahoo!ニュースなど多数メディア掲載されたり、大手百貨店でのお取扱いやテレビ取材が次々に決定、オンライン注文や問い合わせが5倍以上になるなど嬉しい成果をもたらしています。
-すごいですね!
加藤氏:ありがとうございます。でも商品の魅力を多くの人に知ってもらうだけではだめだと考えています。
-そうなんですか?
加藤氏:PRでブランド価値をアップデートすることも考えなくてはいけません。
-アップデートですか?
加藤氏:はい。そこでこれまでの経験を統合的に生かした新時代のPRマーケティング術「ハートマーケティング®︎」を提唱し、信頼を育み愛され続けるブランド構築をサポートしています。
「PR×ライティング」講座
-加藤様が考える「PR」の今後についてお聞かせください。
加藤氏:弊社へのPR依頼も絶えない状態ですが、それぞれの企業・個人がご自身で、自分の商品・サービスをPRできたら、それほど素晴らしいものはないですよね。
-でもそれは難しいのでは?
加藤氏:そうだと思います。そこで2020年から「PR×ライティング」を教える講座をスタートさせました。
特に現在はオンラインのPRニーズが非常に増えてきていて、これは資金力で劣勢と言われていた小さな会社や地方の会社には非常にチャンスなんです。オンラインを使えば十分にPR(メディアアプローチなど)をしてゆけますからね。
こうしたPRを扱える企業・個人が増えることで、地域の活性化、雇用の確保、資源の有効活用につなげ、ゆくゆくは持続可能な社会に貢献することも可能だと思うんです。
今後はPRに関して自走できる企業や個人様を増やしていくためにこの講座に注力するつもりです。
-そこまで見据えているんですね!では今後繋がりを持っていきたい方などはいらっしゃいますか?
加藤氏:今ある資産を生かして、事業・経営を行っている方ですかね。
-というと?
加藤氏:例えば野菜の廃材を使用したクレヨンを開発、地元の素材を生かした加工食材、SDGsに積極的に取り組んでいる方々がいらっしゃいますが、そういった方の活動を広めていけたらなと思います。
-なるほど。本日は貴重なお時間をいただきましてありがとうございました。最後にこのサイトを読んでいる読者の方々に何か一言お願いします!
加藤氏:すでにお話しした通り、弊社では「PR×ライティング」講座を新しくスタートしました。「PRの仕方が分からない」という方は是非参加してみてください。
もちろん、PRのご依頼もお待ちしております!PRを担当している企業様を例に、どんなことをしているかも具体的にご紹介することも可能ですので「中身が見えなくて不安」という方も安心してお問い合わせください。