中小企業から日本を元気にする

－谷岡様は就職されることなく、卒業後そのまま起業されたんですよね？

谷岡氏：はい。最初に立ち上げたのは今の会社ではなく、携帯電話の販売業を行っていました。

－卒業後すぐ起業される方って学生時代は身近にあまりいなかったかと思いますが、不安などはありませんでしたか？

谷岡氏：僕は学生時代に携帯電話の営業のアルバイトをやっていて、3年連続上位の実績を残していたこともあり、自信はありました。

－すごいですね！株式会社エルネストリンクはいつ頃設立されたんですか？

谷岡氏：携帯電話の販売業を立ち上げた1年後です。もっとも当時は携帯電話販売の経験を活かして販売を行っており、現在のような経費削減のサービスはやっていませんでした。

－そうだったんですね。ではサービスを開始されたのには何か理由があったんでしょうか？

谷岡氏：忘れもしない、事業を始めて3年目の時のことです。仲の良かった経営者さんが次々と倒産してしまったことがあるんです。なかには自ら命を絶ってしまうという決断をした方もいて。本当にショックを受けました。

皆さん本当にいい方たちで、よくしてくれていたのに、自分は何の役にも立てていないと本当に無力感にさいなまれました。「いったい何をやっているのか」と。

そんなときに中小企業の7割が赤字で申告している現状を知りました。ショックでした。日本には400万社以上の企業があり、そのうち99％以上が中小企業なのに、その多くが赤字だなんて。これを改善しなければ過去のような悲劇がさらに起きてしまうと思いました。

それでこれからは「中小企業の発展を支える存在」になってやると決意したんです。

中小企業は日本を支える大きな存在ですから、彼らが元気になれば日本も元気になるとも思いました。

－なるほど。それで企業の経費削減のサービスを始められたんですね。

谷岡氏：はい。会社経営で最も大事なことは「キャッシュフロー」で、キャッシュフローを回すには「経費を下げること」が最も早くて容易です。コスト削減は情報があればどんな企業でも行うことができます。現在、ご紹介のみで過去1000社以上の実績からのデータを活用し幅広い経費削減を実施しており、このビックデータがあれば中小企業でも大企業と同じ立場でのコスト交渉が可能になるんです。

－情報ですか？

谷岡氏：例えば大企業では何か商談をしようとした際、各項目、商材毎に担当者がいて情報を精査する者がいます。結果として自動的にコンペ方式で経費削減を実現することができるのですが、中小企業ではそうはいきません。営業会社による提案、お知り合い、友人関係での情報となるため、情報に偏りが出てしまうからです。

だから正しい相場、適正な情報が大切なんです。

－なるほど。その情報提供を谷岡様たちが担っているんですね。

谷岡氏：そうです。

自分がいたことで救われる人を一人でも増やしたい

－今後のことについてお聞かせください。谷岡様は今後の目標などありますか？

谷岡氏：事業的には税理士の先生方との協業により事業の根幹からの経営サポートをしていく予定です。

自分の活動を通して少しでも救われたという人が増えてくれたらうれしいです。

－本日は貴重なお時間を頂きましてありがとうございました。最後にこのサイトを読んでいる読者の方々に何か一言お願いします！

谷岡氏：私たちは経営の悩みを抱えていらっしゃる法人様をコスト削減という視点からサポートしています。少しでも悩みを抱えている方はお気軽にご連絡ください。

また地域の中小企業様を支援されている士業の方々のご協力もお待ちしております。是非、お声がけください！

よろしくお願いします！