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PROFILE
株式会社Follop
代表取締役CEO 富山知輝
学生時代、ネパールで図書館建設、アメリカ留学を経験。 留学資金をSNSで稼ぎ、SNSの力に気づく。 様々な理由で夢を諦める人に機会を与えたという想いからFollopを創業。
「人類の人生にきっかけを。」と力強く語るのは株式会社Follopの富山知輝様です。今回はそんな富山様にインタビューを行い、お話を伺いました。
「個と企業の価値の最大化」する
- ― 富山様は1997年生まれとずいぶんとお若いですが、1つの会社を立ち上げるのって相当な行動力が必要ですよね。本当に感心します!
- 富山氏:行動力は昔からありましたからね。学生時代は作った学生団体でネパールに図書館を1年で建てたりしたこともあります。
- ― すごいですね!海外に興味があったんですか?
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富山氏:そうですね。大学1年生の時に、タイに大学のプログラムで行ったことがありました。それが初めての海外だったわけですが、とてつもない刺激に圧倒されるとともに、今まで自分が過ごしてきた世界の小ささに気づいたんです。
それ以来海外の魅力に取りつかれています。1人旅で海外を回ったり、留学もしました。
- ― 留学はどちらに?
- 富山氏:アメリカです。でもこれが大変でした。というか、行くまでで精神的にダメージを受けて。
- ― 何かあったんですか?
- 富山氏:留学には年200万円ほどのお金が必要だということを聞いていたので、10個以上の奨学金に応募していたんですが、それがことごとく落ちてしまって。僕はアメリカにいてもオンラインで稼がないと生きていけないと悟りました。
- ― それでどうされたんですか?
- 富山氏:僕が活路を見出したのはSNSでした。自分の留学の体験の情報を発信していくと、みるみるフォロワーが増えてきて、帰国した頃には約1万フォロワー近くになり、総額100万円ほどSNS経由で稼ぐことができ、留学の学費や生活費にあてることができました。
- ― おぉ!
-
富山氏:またお金だけでなく、SNSをきっかけに自分とは全然違う世界にいる人と繋がったり、普通に生活してると会えないような人との出会いがあったりと、SNSは人の人生を大きく変える力があるんじゃないのかと感じました。
アメリカ留学も結果的には素晴らしい経験になりました。でもこんな貴重な経験ができる人は実際は多くありません。普通の大学生を見るとアルバイトばかりで「自分の本当にやりたいこと」をする時間がないように思えます。ですが、もっと多くの若者が自分の好きなことに時間を使ったり、いろんな世界を経験したりしてもっといろんな世界があるということを知ることには多くの価値があると思っています。
でも環境や経済的にそれが難しい場合があることも事実です。しかしこれからの時代は、自分を表現する人たちはどんどん好きなことをしていきていけると思っています。それで様々な理由で夢を諦めかけてる人にきっかけや機会を与えたいと思って。それがFollopの創業のきっかけにもなりました。
- ― Follopではどのようなことをされているんですか?
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富山氏:自分自身の経験もあり、SNSはただのコミュニケーションツールではなく、一種のセーフティネット(居場所)だと思っています。
そこで日本最大級のマイクロインフルエンサーマーケティングプラットフォーム「Follop」を運営中です。ほかにも企業のSNSアカウント運用の為のサービス「Follop SNS運用代行」も最近好評を受けています。
- ― マイクロインフルエンサーってあまり聞き馴染みがないのですが、どういう方々ですか?
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富山氏:そもそもインフルエンサーとは「SNSにおいて一定のフォロワー数を持ち、周りに影響を与えることができる存在」のことをいいます。
でも一口にインフルエンサーと言っても実はヒエラルキー構造で細分化していて。おそらくインフルエンサーと言われて多くの方がイメージするであろう芸能人などはトップインフルエンサーといい、フォロワー数が10万人を超えるような人々は基本的にこのカテゴリーになります。
ライトインフルエンサーとはフォロワー数が1000人から1万人ほどいる人々のことです。僕たちはこのライトインフルエンサーを活用し、企業の商品やサービスを宣伝してもらい、代わりにインフルエンサーは商品をもらえたり、クーポンで安く買えたりするWIN-WINな仕組みのサブスクサービスを展開しています。
- ― なるほど。でも商品の宣伝というならトップインフルエンサーの方々の方がいいのでは?
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富山氏:それが実はそうでもないんですよ。マイクロインフルエンサーは周りとの繋がりが深く、購買の意思決定に影響を与えやすいという特徴があるんです。それはトップインフルエンサーにはない特徴です。
そのためマイクロインフルエンサーの方がむしろ購買数を増やしたい企業にとっては効果があるんです。
そうやって「個人の価値が評価される世界」を創っていきたいと思っています。
自分の好きなことで輝ける人を増やしたい
- ― 富山様の今後の目標などあればお聞かせください。
- 富山氏:個人の時代を加速させていき、日本、世界にもっと自分の好きなことで輝ける人を増やしていきたいです。
- ― 本日は貴重なお時間を頂きましてありがとうございました。最後にこのサイトを読んでいる読者の方々に何か一言お願いします!
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富山氏:弊社は日本最大級のインフルエンサープラットフォームで、最もエンゲージメントが高い人を取り揃えています。
企業の皆様やインフルエンサーの方々は是非、ご利用ください!
株式会社Follop
このインタビューは2020年時点のものです。富山 知輝氏は、当時運営されていたインフルエンサープラットフォーム「Follop」を約5年間運営後に事業譲渡し、現在は株式会社 MUFASA Technologyの代表取締役を務められています。