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PROFILE
Cosme Hunt Japan株式会社
代表 高橋 クロエ
Y Combinatorが創業したプログラミングブートキャンプを日本人初で卒業。 UI/UXデザイナーとして独立し、日系企業の海外進出コンサル・デザイン事業に従事。 アメリカ移住時の実体験(アジア人向け化粧品探しの困難)を基にCosme Huntを立ち上げ。
Cosme Hunt Japan株式会社の高橋クロエ様は日本ブランドの美容商品をアメリカなどの世界の消費者へ紹介するECプラットフォームの運営などを行っていらっしゃいます。今回はそんな高橋様にインタビューを行い、事業に対する想いを伺いました。
アメリカ暮らしで困った化粧品探し
- ― まずは高橋様が現在行っていらっしゃる事業について教えてください。
- 高橋氏:主に日本ブランドの美容商品をアメリカなどの世界の消費者へ紹介するECプラットフォームの運営とアメリカへ進出したい日本ブランドの企業様のコンサルティングを行っています。
- ― アメリカがメインエリアなんですね。
- 高橋氏:そうですね。
- ― そもそも、なぜ日本化粧品の紹介をするECプラットフォームやコンサルティングを始めようと思われたんですか?
- 高橋氏:それはアメリカに移住したときの私の実体験が基になっています。
- ― というと?
- 高橋氏:私はY Combinatorが創業したプログラミングブートキャンプを日本人初の生徒として卒業後、UI/UXデザイナーとして独立し、日系企業の海外進出のコンサル・デザイン事業を行っていました。現地に行って何が困ったかというと、文化の違いよりも何より自分の肌に合った化粧品を探すのが一番困難だったんです。
- ― そうなんですか?アメリカって美容先進国っていうイメージがあったので少し意外ですね。
-
高橋氏:確かに美容意識は高いんですが、アメリカの場合、ただ意識が高いというわけではだめなんですね。
アメリカは多民族国家で、多種多様な人種の方がいるわけですが、やっぱり人種によって肌の感じも変わってくるわけです。アメリカは日本より乾燥した気候なんですが、その環境の中で特に黄色人種向け(アジア人向け)のコスメって手に入りにくかったんです。そもそも情報も少なくて。
- ― なるほど。確かにそれは不便ですね。アメリカにアジア人が少ないってわけではないですもんね。
- 高橋氏:そうなんです。それでアジア人に適したコスメやスキンケアへのアクセスをよくしたいなと思ってCosme Huntを立ち上げました。
- ― そこで日本製の化粧品に白羽の矢が立ったんですね。
- 高橋氏:そうです。「高品質」で「安心」で世界的にも「評価の高い」日本ブランドを紹介することで、多様な悩みを持つ女性にJ-beautyという新しい選択肢を提供できると思ったんです。
- ― 実際に展開してみて評判はどんな感じだったんでしょうか?
-
高橋氏:アメリカ在住の日本人・アメリカ人メンバーで運営しているため、アメリカの最新美容業界への知見が深いということも影響していたとは思いますが、アメリカの美容業界の中でCosme Huntは有名になっています。
美容系カンファレンスへ登壇実績多数あるんですよ。
- ― それはすごいですね!
世界中の女性が自分にあった化粧品を選べるように

- ― 今後の目標などについて、何か考えられていることはありますか?
- 高橋氏:日本ブランドにアメリカ展開への敷居を少しでも低く感じてもらい、日本の化粧品がアメリカ・そして世界中で幅広く愛されるようになる世界にできるように頑張っていきたいです。また同時に、世界中の女性が自分にあった化粧品を選べる世界を作っていきたいです。
- ― 本日は貴重なお時間を頂きましてありがとうございました。最後にこのサイトを読んでいる読者の方々に何か一言お願いします!
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高橋氏:すでにお話しした通り、私は以前日系企業の海外進出のコンサル・デザイン事業を行っていた経験もあり、アメリカに進出したい日本の化粧品ブランド様のコンサルティングも積極的に行っています。
アメリカや世界に進出して成功したいと思っていても何から始めればいいの変わらないブランド様などは是非お気軽にご連絡ください!
Cosme Hunt Japan株式会社
日本ブランドの美容商品をアメリカなどの世界の消費者へ紹介するECプラットフォーム(Cosme Hunt)の運営と、アメリカへ進出したい日本ブランドの企業へのコンサルティングを行う。高品質で安心なJ-beautyを、多様な悩みを持つ女性へ提供し、世界中の女性が自分に合った化粧品を選べる世界を目指す。