パーソナル・ヘルスケアの時代へ
HUMM 代表 石島誉士
これまで大手飲食店チェーンのプロモーションや商品のデザイン、海外ブランドの誘致・PRなど飲食事業のプロデュースを手掛けられてきた石島誉士様。そんな石島様が現在注力しているのが腸内環境を整える発酵食品の提供です。今回はそんな石島様にお話を伺いました。
QOL(生活の質)の高いLIFESTYLEサービスを提供
-石島様は以前TVCMの制作会社で働いていらしたんですよね?現在のような健康に興味を持たれたきっかけはなんだったんですか?
石島氏:僕は元々アレルギー体質だったんですが、父が寿司職人だったので自然と実家では和食中心の食事をとっていたので、そのことをあまり意識することはありませんでした。
20歳で制作会社に入ったんですが、まあ、静岡から上京して初めての一人暮らしだったので、食生活が乱れたんですよね。実家ではあまり食べなかった手軽なファストフードやコンビニ弁当を急に取るようになって。おまけに制作会社って生活リズムが定まらないので、それも重なったのかもしれません。そしたらもうアトピーを発症してしまって。
-ひどかったんですか?
石島氏:ひどいときは顔が真っ赤に腫れ上がりました。
-それは……大変でしたね。
石島氏:それでこれは食生活を見直さなくてはいけないなと思ったんです。完治までに約8年かかりましたが、でも治りました。
それで食生活の大切さに気がついて、いろいろと食生活と健康について調べるようになったんです。
-実際に身体の不調から回復された石島様に言われると説得力が違いますね。
石島氏:仕事面でも大きく変化しました。食領域のデザインにシフトしたんです。大手飲食店チェーンのプロモーションや商品のデザインを担当したり、海外ブランドの誘致・PRなど飲食事業のプロデュースをしたりといった具合です。
さらに2017年からは発酵食専門店「Hacco's Table(ハッコーズテーブル )」をプロデュースしました。
-健康にいい食材は色々とあると思うのですが、なぜ発酵食品だったんですか?
石島氏:食生活と健康を勉強していく中で、人種によってやっぱり健康に適した菌があるらしいということを知って。それでやっぱり日本人に適しているのは発酵菌らしいんです。
-なるほど。HUMMではどのようなことをされているんですか?
石島氏:Hacco's Tableで腸内環境を整える発酵食品を提供していることはもちろん、実店舗を中心にイベントや講演会を通じて食事と腸内環境の重要性を知ってもらうための活動をやっています。
また自身の腸内環境を知る問診や腸の健康度を測る尿検査を組み合わせた「腸活プログラム」も行っていますし、ECサイトでも体に良い食事・生活習慣を意識付けするヘルスケアコンテンツの発信といった未病予防の活動を行っています。
すべては健康寿命を延命し、QOLつまり生活の質が高いLIFESTYLEを提供するためです。
-健康寿命ですか。
石島氏:はい。現代はどんどん高齢化が進んでいますよね。それは日本だけではなく世界でも同じです。そうした中で大切なのが健康寿命なんです。歳をとっても健康でいられれば社会・経済力を高めていくうえでも大きな価値がありますからね。
-現在は新型コロナウイルスの影響もあるかと思いますが、どうですか?
石島氏:そうですね。2020年からは新型コロナウイルスを機に未病予防の発信拡充に向けて発酵栄養ドリンクの開発も行っています。
一人でも多くの方々の健康をサポートできるように
-石島様は健康とはどのようなものだとお考えですか?
石島氏:人生100年時代の安心基盤ですね。健康であり、予防・健康づくりを行わなければ、どんな社会生活も出来ません。
それをもっと多くの方に知ってもらいたいですね。やれることはまだまだあります。今考えているのは現行のヘルスケア商材の販売、食習慣・生活習慣の改善に関する食のコンテンツの発信に加え、地域観光とヘルスケアを結びつけたヘルスケアツーリズムを形成することです。そうしたら国内を観光しながらの健康を促進・改善につながるのではないでしょうか。
-それは面白そうですね。
石島氏:これには観光業やスポーツ産業の力添えが大切なので、ぜひ協力して頂きたいですね。
-本日は貴重なお時間を頂きましてありがとうございました。最後にこのサイトを読んでいる読者の方々に何か一言お願いします!
石島氏:僕は大きな病気を患う前に未病に気づいていただくことで、一人でも多くの方々の健康をサポートしていきたいと考えています。
自分の身体をよく知ることで、健康的な毎日を過ごしていき、健康寿命を延ばしていきましょう。
これまで健康についてあまり考えたことがないという方も是非一度、Hacco's Tableにお越しください。