「美味しい」は心豊かにする。
和食成ル之口 代表 川口純一
赤坂に店を構える「和食成ル之口」は旬の魚と鍋料理を日本酒と共に楽しめる和食処です。店主である川口純一様は学生時代から飲食業一筋。今回は長年の飲食店勤めを経てお店を開店された川口様にインタビューを行い、お話を伺いました。
満を持しての開業
-川口様は学生時代から飲食業界にいらっしゃるんですよね?
川口氏:そうです。アルバイトでこの業界に入ったのが最初でしたね。
-なるほど。
川口氏:それで料理人って面白いな、と思って調理師免許を取ってこの世界に飛び込みました。
-そうなると業界歴も相当長いと思うのですが、料理人となって何年ぐらいになるんですか?
川口氏:もう32年ほどになります。
-32年!すごいですね!それは1つのお店でずっとですか?
川口氏:いえ。調理師会でいくつかのお店を経験させてもらいました。
-調理師会ですか?それはどういう組織なんですか?
川口氏:簡単に言ってしまうと調理師の人たちが集まってできている公益社団法人で、料理に関する啓蒙活動や啓発活動を行ったりしています。
-そうなんですね。ということは川口様も料理に関してなにか、そういう熱い想いをお持ちなんでしょうか?
川口氏:「『美味しい』は心豊かにする。」ということを大切にしたいと思っています。
-それは何となく分かる気がします。美味しいものを食べると自然と笑みが出ますもんね。
川口氏:そうなんです。だから今回開業したときもその想いを大切にしています。
-川口様はこれまでご自身でお店を持たれたことはなかったんですか?
川口氏:はい。今回、満を持して家族で開業しました。
今までの経験を元に作り出す、新しい和食
-なるほど。川口様のお店は和食処ということですが、どんなメニューがあるんですか?
川口氏:新鮮な魚としゃぶしゃぶ鍋を日本酒と共にお楽しみいただけます。魚は長崎県五島列島でとれた新鮮な魚、しゃぶしゃぶはたこしゃぶからの牛たんしゃぶしゃぶがおすすめです!
-聞いただけで美味しそうですね!
川口氏:魚は新鮮さにこだわっていて、とれた翌日空輸で届きます。たこしゃぶはあおさを入れた鍋に北海道鹿部産の水たこを浮かべ、野菜で巻き取り、自家製塩ぽん酢の漬けだれで食べていただき、大判にカットした牛たんという流れになっています。たこベースに牛の脂で織りなすあっさり旨コクのスープは唯一無二と自負しています。
-すごい贅沢な食べ方ですね。
川口氏:日本酒も併せると抜群ですよ。
-日本酒もあるんですか?
川口氏:もちろんあります。「お料理に合う日本酒」というのをコンセプトにしているので、お食事との相性もばっちりです。
-川口様がお料理をされる際に心がけていることなどはありますか?
川口氏:私はこれまで様々な飲食店で経験を積んできました。その経験をもとに「新しい和食」というのを作り出していくということは絶対に守っていきたい考えですね。
-今後の目標などはありますか?
川口氏:漁師さんや農家さん、酒蔵さんとの交流の機会を多くもち、食の大切さを伝えていきたいです。
-本日は貴重なお時間を頂きましてありがとうございました。最後にこのサイトを読んでいる読者の方々に何か一言お願いします!
川口氏:和食成ル之口は季節の食材を使った逸品、各地の日本酒も充実した和食処です。カウンター席からテーブル席までございますので、お一人様や女性のお客様も大歓迎ですので、皆様のお越しを心からお待ちしております!