働くと生きるの差がない未来へ
UNITE株式会社 代表取締役 上田啓太
創業から1年で、スタートアップから上場企業まで、20社以上の営業チーム改革実績を持つUNITE株式会社の上田啓太様は、新卒から一貫してセールスとしてのキャリアを積み上げられてきて、輝かしい実績も持っています。そんな上田様が「働くと生きるの差がない未来へ」という想いを胸に起業された理由について伺いました。
「ワガママに生きる」を当たり前にする
-上田様は新卒から現在に至るまでセールスとして数々の実績を残されていますよね。
上田氏:ありがとうございます(笑)。
-まずはそんな上田様がUNITE株式会社を起業しようと思われたんですか?
上田氏:私は20代後半の頃、営業職として働き始めてから、始発出勤終電帰宅が当たり前の生活を送っていたんです。働いているときは常に数字のことで頭がいっぱい……など、過労とストレスでどんどん心身共に追い詰められていったんです。
体中に湿疹が出たり、突然気持ち悪くなったり、トイレから出られなくなったり。
そしてある時、ついに駅のホームで立ったまま気絶してしまいました。
-それは、壮絶ですね……。
上田氏:怖いとか責められたくないとか、そのような気持ちだけで仕事をして、過労で生きるか死ぬかのぎりぎりのところにいたんですね。そこで初めて決して良い労働環境とは言えない中で働いていることや、自分の視野が狭まっていることに気が付いたんです。
「精神的/時間的にゆとりを持つことの大切さ」や「人生における選択肢が増える」ことの大切さに気が付きました。
-なるほど。
上田氏:私は今こうして生きることができていますが、このような経験をしている人は少なくありませんし、なかには自ら命を絶ってしまう人がいることも、事実としてあります。
「1回きりの人生だからこそ、自分のだけでなく、他の誰かの人生を豊かにするために働きたい」「生き残った自分だからこそ正しい価値観で、時代に合った働き方を世の中に作り出したい」そう思って起業しました。
-それで「働くと生きるの差がない未来へ」ということなんですね。
上田氏:そうです。過去の私は目の前のこと以外に他に選択肢があるなどということに気が付くことが出来ずに苦しんでいたため、過去の自分のような人を救う社会的な社会の仕組みを作りたい思っています。
そのために『「ワガママに生きる」を当たり前にする』というミッションを掲げることにしました。
-「ワガママに生きる」ですか?それはどういうことでしょうか?
上田氏:ワガママとは「自分の人生は自分で創る」という、個々人が持つ意志です。
昔に比べてテクノロジーはものすごく発達しましたが、働き方はそれほど変わっていないと思っていて、それは問題です。長時間労働と低賃金で、「精神、時間、資金の余裕」これらを持てないことが要因だと捉えています。
-確かにその日を生き抜くのに必死だともうそれ以外のことは考えられなくなってしまいそうですよね。
上田氏:本当にその通りなんです。それでその問題解決の一歩として、価値観とテクノロジーを融合させた「時間と場所に捉われず、顧客に高い価値を提供する」働き方を創造し、人が「働くを通して生きると向き合える社会」を作りたいと思っているんです。
この一歩から「自分の人生をこう歩みたい」というワガママを全ての人が持てる社会を創造を目指していきます。
-事業の内容について教えてください。
上田氏:「セールスディベロッパー事業」を展開しています。
-セールスディベロッパーですか?すいません、聞きなじみがない単語で、具体的にどういったものか教えていただけますか?
上田氏:「セールスディベロッパー」というのは造語です。BtoB企業の安定的な成長に不可欠な「売上」を作り出す営業組織において、普通では採用できない実力を持ったマネージャーを集め、プロジェクト単位でコミットメントを促す、といった内容の事業になります。
セールスディベロッパーは、テクノロジーとノウハウを駆使することで、セールスでありながら場所、時間に捉われない働き方をすることが可能というのが特徴です。
「副業、短時間で高い価値を顧客に提供する」というセールスの新しいキャリア、働き方の確立を目指しています。
次世代マネージャーの育成機関を創っていく
-今後、UNITE株式会社をどのようにしていきたいとお考えですか?
上田氏:セールスディベロッパーは、1つの実験です。
-どういうことでしょうか?
上田氏:実力あるマネージャーを採用したい企業の数に対して、実際に実力あるマネージャーの数は圧倒的に足りていません。この現状が過去の自分につながっていってしまう原因だと思います。この大きな乖離を埋めるために、まずはこのサービスで顧客に貢献できる事例を増やし「短時間、場所不問で高い価値を貢献する」仕組みを構築します。
-確かに、そうすれば一人ひとりの実力あるマネージャーの方に掛かる負担は軽くなりそうですね!
上田氏:そう思います。さらにその先に、セールスディベロッパーを資格制にしてクオリティコントロールを図り、次世代マネージャーの育成機関を創っていきたいと考えております。
-ですが、まったく新しい仕組みを1から作るとなると課題も多いかと思いますが、そのあたりはどのようにお考えですか?
上田氏:新しい働き方の確立には顧客の成功が不可欠であり、やらされでなく、オーナーシップを持ってコミットメントすることが必要になります。
「高い報酬、崇高なミッション、確約されたキャリア」に恵まれ、転職意欲が全くなく副業もしていない実力者が、弊社ミッションの元に集まっているために、これは大きな原動力となっています。
-本日は貴重なお時間を頂きましてありがとうございました!最後にこのサイトを読んでいる読者の方々に何か一言お願いします!
上田氏:営業組織に課題を持つ経営者の方、そして「新しいセールスキャリアの構築」に琴線触れていただける営業マネージャーの方、一緒に新しい働き方を社会に提示していきませんか?ご連絡お待ちしております!