銀座の隠れ家空間で「ヴィンテージ時計」と向き合える至福のひとときを

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銀座の隠れ家空間で「ヴィンテージ時計」と向き合える至福のひとときを

WatchTender 中島 優貴

PROFILE

WatchTender

中島 優貴

インターンシップを機に買取業界へ入り、高級腕時計の鑑定士として約6年間従事 。真贋を見極める技術に加え、仕入れや出品などの運営全般を経験し、独立 。現在は銀座でビンテージ時計専門店「WatchTender」を運営。鑑定士としての確かな経験と独自のセンスを活かし、現行品にはない「圧倒的な個性」を求める愛好家へ、居心地の良い空間で至高の1本を選べる「至福のひととき」を提供する 。

公式HP
office:
東京都中央区銀座4丁目10-7早川ビル 3F

tel: 050-8883-9334(11時~19時)

お話を伺ったのは、銀座でヴィンテージ時計の専門店を運営する「Watch Tender」の中島優貴さん。鑑定士としての確かな審美眼を持ちながら、型にハマらない自然体な接客で多くの時計愛好家を魅了する中島さんの独立の背景や経営哲学について迫ります。

愛好家同士、じっくり時計に向き合える銀座の隠れ家

― まずは、事業内容についてお聞かせください。
中島氏:銀座を拠点に、ヴィンテージの高級時計を専門に販売・修理・買取などに対応しています。

銀座は時計店の激戦区として有名ですが、その多くは現行品を扱うお店です。機能性や効率を求めるなら現行品が勝りますが、あえて数十年以上前の時計に宿る「味」や「ロマン」を求めるお客様に向け、希少なヴィンテージ品に特化することで差別化を図っています。

― 他店と比べたときの強みや特長は何だと思われますか?
中島氏:隠れ家的な空間で、僕が選んだこだわりのコーヒーを飲みながら、1対1でゆっくりと時計を選んでいただけるのが当店の特長です。

東銀座駅から徒歩10秒という好立地ながら、完全予約制にすることで、誰にも邪魔されない時間を提供しています。

実は、接客においてあえて「商品の話をしないこと」を大切にしています。お客様も僕もプロや愛好家ですから、スペックなどの知識は前提として分かっているので。それよりも、その方の履いている革靴や最近買ったバイクの話をする方が、ずっとその人の「個性」が見えて面白いんです。僕は時計を売る営業マンではなく、お客様の趣味仲間でありたい。そうやって時計以外の話で盛り上がっているうちに、気づけば信頼関係が深まっている、というのが理想ですね。

― あえて距離を縮めるために、フランクな接客スタイルをとられているのですね。
中島氏:はい、かしこまった接客は苦手なんです。

むしろ友達になるような感覚で、時にはタメ口で話すこともありますね。もちろん、初対面の挨拶やアイスブレイクを通じて「どこまで踏み込んでいいか」という空気感は慎重に察知します。自分から心を開くことで、お客様もリラックスして本音で話してくださるようになるんですよ。

よく「帰るのが面倒になっちゃった」と言っていただくことも多くて。お客様にとって安心感のある場所を目指しているので、そういったお言葉をいただけるのは嬉しいですね。

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鑑定士としての6年間で「本物を見抜く目」を培い、独立

― 時計業界に入られたきっかけは何だったのでしょうか?
中島氏:実は、最初は時計には全く興味がなかったんです(笑) 。たまたまインターンで入ったのが着物やブランド品などの買取・販売事業を展開する会社で、鑑定士という仕事の珍しさに好奇心を惹かれたのが始まりでした。そこでどのジャンルを極めようかなと考えた時に「男なら、時計だな」と思って。鑑定士としては6年ほど修行を積みました。
― 銀座に店を構えることへの不安はありませんでしたか?
中島氏:鑑定士としての6年間で、真贋を見極める技術だけでなく、商品の入荷や出品作業、写真の撮り方など、運営に関わるすべてを経験させていただきました。

「これなら全部自分でできる」という確信を持てていたので、特に不安はありませんでした。

それに、ヴィンテージ時計を求める方は、その道のベテランであるご年配の男性がほとんどです。そんな方々にとって、僕のような若い人間が銀座で頑張っている姿は「孫」のように映るようで、かわいがっていただける最強の武器になったんです。

困難を困難と思わない、ポジティブな姿勢が道を切り拓く

― 独立にあたって、直面した壁や課題などはありましたか?
中島氏:ありがたいことに、今のところ大きな失敗や壁を感じたことはありません。

自分ができることをやっているだけなので、難しいと思うこともないんです。もちろん、資金の関係で「あの時計を仕入れたかった」といった悔しい思いをすることはありますが、それは自分自身の能力の問題ではないと割り切っています。

― 非常にポジティブな考え方ですね。
中島氏:常に「なるようになる」と思って生きています 。

起業に関しても、銀行から融資を受けて元手を作れば誰にでもチャンスはある。あまり難しく考えず、まずはやってみることが大事だと思っています。

自分の「好き」を突き詰めてきたからこそ、今やっていることが仕事だという感覚すらあまりなくて。自分が良いと信じるものを正直にご提案し、それを「センスが良いね」と喜んでいただける。そのマッチングを心から楽しんでいます。

― 経営の中で大切にされている考え方を教えてください。
中島氏:「素直」であることです。取り繕うことはせず、自分の看板を汚したくないので、すべて正直にお話しします。

例えば、現行品の買取相談をいただくこともあるのですが、現行品を取り扱う他店の方が高く買い取っていただけるので、正直にそちらをお勧めします。お客様に誠実であることが一番の近道だと考えているからです。

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ジュエリーなど「ヴィンテージの個性」をより追求したい

― 今後の展望や、新たに挑戦したい取り組みなどはありますか?
中島氏:ヴィンテージ時計だけでなく、ヴィンテージジュエリーの取り扱いも始めようと考えています 。これも僕の趣味の延長なのですが、古いデザインの中に宿る圧倒的な価値や雰囲気に強く惹かれるんです 。新しいものよりも、歴史を経てなお輝き続けるものに魅力を感じます 。
― お客様にどのような価値を届けていきたいですか?
中島氏:一番は「圧倒的な個性」を提供することです 。

ヴィンテージ時計は、たとえ同じモデルであったとしても、経年変化で唯一無二の風合いが生まれます。世界に二つとない一点ものですから、絶対に人と被りません 。機能性なら現行品が勝りますが、あえて50年以上前の時計を身につけるという「味」や「ロマン」を楽しんでほしい。自分らしい個性を出したい方にこそ、うちの時計を手にとっていただきたいですね 。

また、店内には自分が本当に気に入ったものだけを置いているのですが、お出ししているコーヒー豆もその一つです。今はチョコレートの甘い香りが広がるライオンコーヒーを提供していますが、僕があまりに勧めるからか、帰りにそのまま自分で豆を買いに走るお客様もいるほどで(笑)。

時計だけでなく、こうした空間や会話を含めて、「自分の選んだものが、他人の人生にいい影響を与えられたら」と思っています。それが僕にとっての最高の喜びであり、この店を運営する原動力になっています。

「楽しんでいる人」こそ最強。好きなことを突き詰めて

― 最後に、起業を志す方々へメッセージをお願いします。
中島氏:僕は「頑張っている人」よりも「楽しんでいる人」の方が強いと思っています 。

無理をして体を壊したりストレスを抱えたりするのではなく、自分の「好き」の延長線上で勝負することが、実りある結果に繋がるはずです。

僕自身、たまたま出会った鑑定士という仕事にのめり込み、ラッキーなことにそれを武器にできました 。誰にも真似できないような「手に職」をつけ、それをひたむきに楽しむこと。それが自分自身の強みになり、人生を豊かにしてくれると信じています 。

これからも、ヴィンテージジュエリーなど新たな「好き」の領域を広げながら、この場所で出会う皆様と一緒に、個性を楽しんでいきたいですね。

WatchTender

ヴィンテージ時計の「個性」に向き合える、完全予約制の大人の隠れ家

銀座でヴィンテージ時計の販売・修理・買取を行う専門店 。大手買取企業の鑑定士として培った確かな審美眼で 、現行品にはない唯一無二のデザインを厳選 。完全予約制の店内で、こだわりのコーヒーを片手に、時計愛好家同士が語らう「趣味の延長」のような居心地の良いサービス設計が特長。単なる物品売買を超え、「人と被らない自分だけの個性」を楽しむ、豊かな時間と信頼を届ける 。

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office:
東京都中央区銀座4丁目10-7早川ビル 3F

tel: 050-8883-9334(11時~19時)