補助金ガイド

事業再構築補助金の精算払請求について解説

2024/05/02

2023/2/8

この記事の監修

株式会社SoLabo 代表取締役/税理士有資格者田原広一(たはら こういち)

融資支援実績6,000件超、補助金申請支援実績1,300件超、事業再構築補助金採択支援件数は第4回~第8回まで5回連続で日本一を獲得。 『小規模事業者持続化補助金』、『事業再構築補助金』、『IT導入補助金』は自社での申請・採択も経験。「補助金ガイド」LINE公式アカウントでは約4万人の登録者に情報発信を実施。

事業再構築補助金で補助事業を完了した人の中には、精算払請求の方法について知りたい人もいますよね。その際、補助金の入金されるタイミングを知りたい人もいるでしょう。

当記事では、精算払請求の申請方法について解説します。補助金の受け取り方も解説しているため、補助金がいつ入金されるのか知りたい人は参考にしてみてください。

なお、当記事は事業再構築補助金の「第10回公募以降用 補助事業の手引き」をもとに作成しています。

精算払請求は補助金確定通知書を受け取ってから提出する

精算払請求は、補助金確定通知書を受け取ってから電子申請します。補助金確定通知書とは、補助事業を完了して実績報告を提出した後に、事務局から送付される正式な補助金額決定の通知です。

【補助事業完了から補助金入金までの流れ】
①補助事業完了
②実績報告(Jグランツ)
③審査・実地検査
④補助金確定通知書受け取り(Jグランツ)
精算払請求(Jグランツ)
⑥補助金入金

たとえば、確定検査では申請者の実績報告書の内容に基づき、実績報告書とあわせて提出された書類を事務局が検査します。その際、事務局が補助事業の実施場所を訪問して建物および改修の詳細や、機械装置の入手や支払など補助事業の成果を確認する場合もあります。

精算払請求では、確定検査後に補助金確定通知書が届いてから、事業者が電子申請で請求払請求をすることになります。補助金確定通知書受け取りは、Jグランツのマイページから確認できます。

なお、事業再構築補助金の採択後から補助金の入金までの流れの詳細は「事業再構築補助金の採択後の流れとは?計画変更時の対応も解説」で解説しています。事業再構築補助金の採択後の流れを知りたい人は、参考にしてみてください。

精算払請求から入金までの日数は個人差がある

精算払請求から補助金の入金までの日数には、個人差があります。申請の込み具合や、申請者ごとの提出書類の量などは随時異なるためです。

たとえば、補助金精算払請求書が受領され、請求書類に不備がないことが確認された場合、通常は8営業日程度で指定口座へ補助金が振り込まれます。しかし、請求書類に不備があった場合は申請が差し戻され入金が遅くなります。

また、請求書類に不備がない場合でも、指定口座の金融機関によって日数が前後する可能性があります。精算払請求の入金までの日数は状況によって異なるため、できるだけ早く補助金を受け取るためにあらかじめ請求書類に不備がないか確認してから申請しましょう。

精算払請求では補助金確定通知書が必要

精算払請求は、Jグランツで申請します。申請時は「補助金確定通知書」と「振込先情報が確認できる証憑」が必要で、入力する内容は「様式9-2補助金精算払請求書」で確認できます。

たとえば、精算払請求の申請画面では、補助金確定通知書の「精算額」「補助金交付決定額」を入力する欄があります。両者を入力すると「精算払請求額」欄に、補助金確定額から概算払済金額が差し引かれた額が自動で表示されます。

精算払請求では、補助金確定通知書が必要です。精算払請求の申請時は、補助金確定通知書の「精算額」「補助金交付決定額」を確認しましょう。申請時の入力方法については、事業再構築補助金の公式サイト「資料ダウンロード」のJグランツ事業者マニュアル内にある「精算払請求操作マニュアル」で確認できます。

なお、概算払済金額とは、概算払を利用して早めに入金された補助金額のことです。概算払を利用した人は、概算払で入金された分の金額が引かれて精算払請求額が表示されます。概算払を利用した人は、自動表示されている概算払済金額も確認しましょう。

精算払請求の申請には証憑の添付が必要

精算払請求では、通帳のコピーなどの証憑(しょうひょう)の添付が必要です。

【精算払請求に必要な証憑(代替書類)と確認する情報】
精算払請求に必要な証憑(代替書類)
普通預金:通帳コピー等 当座預金:勘定照合表等 ネット銀行:口座情報のスクリーンショット等
確認する情報
  • 口座名義(漢字)
  • 口座名義(カナ)
  • 金融機関名
  • 預金種別(普通/当座等)
  • 店番号
  • 口座番号
  • 通帳の場合左に同じ
  • 当座預金入金通帳がない場合
例)当座勘定照合表と小切手
→ 当座勘定照合表だけでなく、カナ名義が確認できる補足資料を添付する
  • 基本情報・お客様情報・情報照会のスクリーンショット等
→ 該当の銀行の口座番号、口座名義、フリガナなどの契約内容が記載されているページを添付する

たとえば、振込先情報が普通預金であれば、通帳の表紙と見開きのコピーが必要です。証憑を添付する際は、振込先情報と一致するか確認し、見切れていたり不鮮明だったりしないか確認しましょう。

また、ネット銀行の場合は、契約内容が記載されているスクリーンショットが必要です。精算払請求の申請の際は、振込先情報と一致する証憑を添付します。証憑の添付時は、確認する情報がすべて鮮明に見える状態であるか確認し、不備のない状態で申請しましょう。

なお、代替書類の定義は「金融機関が発行しているもの」「手書きではないもの(銀行印がある場合は可)」「①金融機関名②支店コード(店番号)③預金種別(普通/当座)④口座番号⑤名義(漢字)⑥名義(カナ)」の6点が確認できるものです。

銀行口座の預金名義はスペースも入力する

銀行口座の預金名義は、スペースも入力する必要があります。Jグランツの入力で「漢字名義」「カナ名義」は、スペースも含め完全一致でなければ振込エラーとなるためです。

たとえば「代表取締役 補助金 太郎」という名前であれば、文字の間の全角スペースも入力します。通帳を持っている人の場合は、通帳に記載通りに入力しましょう。また「株式会社」を漢字で略す場合、環境依存文字の「㈱」ではなく、全角で「(株)」と入力します。

預金の名義は、金融機関の登録名義と完全一致が原則です。登録名義と一致しない場合、口座名義不一致により振込エラーとなるため、事務局から連絡が来る場合があります。申請時の入力の際は、完全一致していることを確認しましょう。

なお、預金のカナ名義は、振込処理上の表記であって漢字名義のフリガナではありません。通帳の見開きに半角で記載されている場合は、半角で完全一致するように入力しましょう。

この記事のまとめ

精算払請求は、実績報告書の提出後、補助金確定通知書を受け取ってから電子申請します。事務局が補助事業の実施場所を訪問して補助事業の成果を確認する場合もあります。補助金確定通知書受け取りは、Jグランツのマイページから確認しましょう。

精算払請求から補助金の入金までは、申請者によって異なる提出書類の不備確認があるため入金のタイミングは異なります。通常、8営業日程度で指定口座へ補助金が振り込まれますが、指定口座の金融機関によっても日数は多少前後する可能性があります。

精算払請求申請時、情報入力する際は「補助金確定通知書」が必要です。また、精算払請求は証憑の添付が必須であるため、振込先情報と一致する証憑を準備が必要です。預金の名義の入力時は、金融機関の登録名義と完全一致するようにスペースも入力しましょう。

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