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2024/08/30
2024/8/30
この記事の監修
株式会社SoLabo 代表取締役/税理士有資格者田原 広一(たはら こういち)
融資支援実績6,000件超、補助金申請支援実績1,300件超、事業再構築補助金採択支援件数は第4回~第8回まで5回連続で日本一を獲得。 『小規模事業者持続化補助金』、『事業再構築補助金』、『IT導入補助金』は自社での申請・採択も経験。「補助金ガイド」LINE公式アカウントでは約4万人の登録者に情報発信を実施。
事業者を支援する制度の中には、事業者が金銭面での支援を受けられる補助金という支援制度があります。補助金は国や自治体が管轄しており、多くの種類があるため、宿泊業が活用できる補助金もさまざまです。
当記事では、宿泊業における補助金の活用方法を解説しています。宿泊業が利用できる補助金の具体例も紹介しているため、補助金の利用を検討している宿泊業の事業者は参考にしてみてください。
目 次
宿泊業の事業者は、補助金をさまざまな取り組みに活用できます。補助金を利用することにより宿泊業の経営課題の解決につながるため、補助金を利用を検討している宿泊業の事業者は補助金の活用方法を確認してみましょう。
【宿泊業の補助金活用方法】
宿泊業が補助金を活用することにより、宿泊施設と宿泊者の両者にとっての環境を整えることができます。補助金の利用を検討している宿泊業の事業者は、自社においてどのような取り組みを促進したいのかを明確にした上で、該当の取り組みに活用できる補助金を探しましょう。
宿泊業における補助金の活用方法のひとつは、宿泊客の集客に活用することです。集客や販路開拓のための費用に対して支援を受けられる補助金制度もあるため、宿泊施設への集客につながる取り組みを実施する事業者は補助金を活用できる可能性があります。
【宿泊客の集客の例】
たとえば、補助金を活用した宿泊客の集客手段として、宿泊施設の宣伝や予約の受付が可能なホームページを作成することができます。インターネットの利用者に対して、宿泊施設をアピールすることにより、宿泊客の集客につなげることができるようになります。
宿泊業が補助金を利用することにより、販売促進の取り組みを行い宿泊客の集客につなげることができます。集客に取り組みたい宿泊業の事業者は、集客の取り組みを支援する補助金を探しましょう。
宿泊業における補助金の活用方法のひとつは、インバウンドの対策に活用することです。インバウンド対策の取り組みにかかる費用に対して支援を受けられる制度もあるため、外国人旅行者に向けた環境づくりをしたい事業者は補助金を活用できる可能性があります。
【インバウンドの対策の例】
たとえば、補助金を活用したインバウンドの対策の手段として、外国人旅行者が自ら操作できる多言語に対応可能なタブレットを導入することができます。外国語を話せないスタッフでも多言語対応のタブレットを介すことにより、外国人旅行者への施設案内ができるようになります。
宿泊業が補助金を利用することにより、外国人旅行者に向けた宿泊施設の環境を整備することができます。インバウンドへの対策に取り組みたい宿泊業の事業者は、インバウンドの対策を支援する補助金を探しましょう。
宿泊業における補助金の活用方法のひとつは、施設の設備投資に活用することです。宿泊施設の設備投資にかかる費用に対して支援を受けられる補助金制度もあるため、宿泊施設の環境を整備したい事業者は補助金を活用できる可能性があります。
【施設の設備投資の例】
たとえば、補助金を活用したインバウンドの対策の手段として、外国人旅行者が自ら操作可能な多言語対応のタブレットを導入することができます。外国語を話せないスタッフでも多言語対応のタブレットを介すことにより、外国人旅行者への施設案内ができるようになります。
宿泊業が補助金を利用することにより、宿泊施設の設備を整備することができるため、宿泊客が利用しやすい環境づくりにつながります。宿泊客が利用しやすい宿泊施設の環境づくりに取り組みたい事業者は、施設の設備投資を支援する補助金を探しましょう。
宿泊業における補助金の活用方法のひとつは、業務のデジタル化に活用することです。宿泊施設における業務のデジタル化に対して支援を受けられる補助金制度もあるため、宿泊施設の業務にITツールを導入したい事業者は補助金を活用できる可能性があります。
【業務のデジタル化の例】
たとえば、補助金を活用した業務のデジタル化として、ホテル業務におけるホテルの一連業務をまとめて管理可能なホテル管理システムを導入することができます。ホテル管理システムを導入することにより、顧客管理や予約管理などのホテル特有の業務を効率的に行えるようになります。
宿泊業が補助金を利用することにより、業務をデジタル化することができるため、宿泊施設の生産性の向上につながります。宿泊業において業務のデジタル化に取り組みたい事業者は、ITツールを導入できる補助金を探しましょう。
宿泊業における補助金の活用方法のひとつは、従業員の育成に活用することです。宿泊施設の従業員を育成する際にかかる費用に対して支援を受けられる補助金制度もあるため、宿泊施設における人材の不足や定着の取り組みをしたい事業者は補助金を活用できる可能性があります。
【従業員の育成の例】
たとえば、補助金を活用した従業員の育成として、非正規雇用の労働者を正社員にするための従業員の待遇改善に取り組むことができます。労働条件を整えることにより従業員のやる気を促しキャリアップができるため、人手不足の解消にもつながります。
宿泊業が補助金を利用して従業員を育成することにより、宿泊施設の人手不足の解消につながります。宿泊業における人材確保の取り組みに補助金を利用したいと考えている人は、従業員の雇用や教育に利用できる補助金を探しましょう。
なお、人材雇用に利用できる支援制度には、補助金のほかに厚生労働が実施する「助成金」もあります。従業員の雇用や教育に利用できる助成金について詳しく知りたい人は、厚生労働省の「事業主の方のための雇用関係助成金」を確認してみてください。
宿泊業における補助金の活用方法のひとつは、周辺地域全体の活性化に活用することです。周辺地域全体を活性化する取り組みにかかる費用に対して支援を受けられる補助金制度もあるため、宿泊施設を含めた周辺地域一体となって地域活性化に取り組む事業者は補助金を活用できる可能性があります。
【周辺地域全体の活性化の例】
たとえば、補助金を活用した周辺地域全体の活性化として、周辺のお店やホテルが協力して観光地全体を盛り上げる取り組みができます。周辺地域の事業者が一体になって観光地を盛り上げる取り組みにより、お店や宿泊施設を含めた観光地全体の集客につながる可能性があります。
宿泊業が補助金を利用することにより、自社を含めた周辺地域全体を活性化することができるため、周辺地域全体の高付加価値化につながります。自社を含めた周辺地域の同業者や関わりのあるお店と共に地域全体を盛り上げたい人は、地域全体の取り組みに活用できる補助金を探しましょう。
宿泊業が申請できる補助金には、さまざまな種類があります。宿泊業の事業者には、宿泊業向けの補助金だけでなく、中小企業向けや対象地域の事業者向けなどのさまざまな種類の補助金が実施されています。
管轄 | 補助金名 | 特徴 |
国土交通省観光庁
|
インバウンド受入環境整備高度化事業 | 外国人旅行者の観光拠点施設の環境整備に活用できる |
宿泊施設インバウンド対応支援事業 | 外国人旅行者の宿泊数向上の取り組みに活用できる | |
宿泊施設サステナビリティ強化支援事業 | 宿泊施設におけるサステナビリティを配慮した設備の導入に活用できる | |
観光地・観光産業における人材不足対策事業 | 宿泊業の人手不足を解消するための設備投資やサービス導入に活用できる | |
経済産業省中小企業庁
|
IT導入補助金 | 業務をデジタル化するためのITツール導入に活用できる |
小規模事業者持続化補助金 | 小規模事業者の販売促進の取り組みに活用できる | |
中小企業省力化投資補助金 | 人手不足解消につながる製品の導入に活用できる | |
事業承継・引継ぎ補助金 | 事業における経営資源の引継ぎや継承に活用できる | |
自治体
|
宿泊施設経営力向上推進事業補助金(東京都) | 宿泊施設の収益力向上と従業員待遇改善の取り組みに活用できる |
宿泊業生産性向上対策事業補助金(京都府) | 宿泊業の人手不足解消の取り組みに活用できる | |
茅野市観光宿泊施設改装事業補助金(長野県茅野市) | 宿泊施設の美観を維持するための改装に活用できる | |
北見市宿泊業環境整備支援事業支援金(北海道北見市) | 宿泊施設の省エネルギー化に資する設備の導入に活用できる |
たとえば、宿泊業が活用できる補助金には国の各省庁が管轄している補助金があります。国の各省庁が管轄している補助金は、国内にて事業を実施している事業者が対象となる補助金のため、日本全国の宿泊施設において利用できる可能性があります。
また、宿泊業が活用できる補助金には都道府県や市区町村ごとの各自治体が管轄している補助金があります。各自治体が管轄している補助金は、自治体の管轄地域にて事業を実施している事業者が対象となる補助金のため、地域ごとに活用できる補助金が異なります。
宿泊業が活用できる補助金は「観光庁」「中小企業庁」「各自治体」など、複数の機関において募集されています。宿泊業には国や自治体に合わせて複数種類の補助金が実施されているため、事業内容に合った補助金に申請してみましょう。
申請する補助金を選ぶ際は、公式サイトの確認や専門家への相談などを通して募集状況を確認しましょう。補助金は常に募集を受け付けているものではないため、補助金の申請をする場合は応募受付の締め切りや今後の募集スケジュールなどを確認する必要があります。
【補助金の募集状況を確認する方法】
たとえば、補助金の募集状況を確認したい場合は、公式サイトを確認する方法があります。国土交通省観光庁や経済産業省中小企業庁、各自治体などの公式サイトから、宿泊業の補助金を募集しているかを確認できます。
また、募集状況の確認だけでなく補助金申請におけるサポートも受けたい場合は、専門家に相談する方法があります。商工会議所や認定支援機関、よろず支援拠点、士業などの専門家に相談することにより、補助金の募集状況や申請方法などを教えてもらうことが可能です。
補助金の募集状況は公式サイトを確認する以外にも、専門家へ相談することでの確認も可能です。相談できる専門家について詳細を知りたい人は「補助金の相談は誰にする?相談できる内容に合った相談先を解説」を参考にしてみてください。
宿泊業の事業者はさまざまな取り組みに対して補助金を活用できます。宿泊業が補助金を活用することにより、生産性向上や環境整備につながる取り組みを実施するきっかけになるため、宿泊施設と宿泊者の両者にとって環境を整えることができます。
宿泊業が活用できる補助金は「観光庁」や「中小企業庁」、「各自治体」にて募集があります。宿泊業には国や自治体に合わせて複数種類の補助金が実施されているため、事業内容に合った補助金に申請してみましょう。
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