関わる人全てを幸せにする

株式会社OFFICE35 代表 岩上正人

株式会社OFFICE35の岩上正人様は他とは一風変わった輸出入事業、WEBマーケティング事業を展開されています。それがクラウドファンディングマーケティング。今回はそんな岩上様にインタビューを行い、事業について伺いました。

中小メーカーのためのDtoC業務支援

株式会社OFFICE35 岩上正人様

-岩上様は2019年に株式会社OFFICE35を立ち上げられたんですよね?

岩上氏:はい。そうです。

-どういったことをやられているですか?

岩上氏:「販売力を強化したい製造メーカー様」のためのEコマースビジネスのマーケティング、戦略策定、施策実行まで一貫して行い、売上アップをメインにサポートしています。

-以前からマーケティングには携わられていたんですか?

岩上氏:マーケティングとはちょっと違いますが、宝飾品や美容健康食品の製造、販売をしているメーカーと、通信販売事業などを手掛ける大手生活関連サービス企業で、15年以上営業に従事していましたので、近しいことはやっていましたね。

-なるほど。

岩上氏:弊社では先ほど話したサービス以外にもDtoC支援も行っています。

-DtoCですか?

岩上氏:DtoCはDirect to Consumerの略で今まで卸や販売店を通じたビジネスを展開していて、これからWEBに販路を拡大し、メーカーが直接消費者に商品を販売する仕組みのことです。

実はこの販売方法のニーズが特に最近上がってきているんです。新型コロナウイルスの影響ですね。

-なるほど。確かにお店に足を運ぶよりもネットで注文できた方が感染リスクは低いですもんね。

岩上氏:それ以外にもDtoCはメーカーと消費者が直接つながることができるので商品の機能性はもちろん、ものづくりに込められた想いをダイレクトに届けることが可能です。

-事業を行うにあたって大切にしていることは何ですか?

岩上氏:メーカー様の課題をヒアリングし、課題に合わせた柔軟な支援体制を心掛けています。そのため弊社には決められたプランやパッケージはありません。

プランやパッケージを設けないことでメーカー様のニーズに応じて、販売戦略、カスタマーサポート、サイト構築、物流管理、広告運用、受注処理など、幅広く対応することが出来ると考えているからです。

どんなに優れた商品を作っても、適したマーケティング、訴求を行なければ商品は売れません。

逆に、優れた商品はマーケティングがうまくいけば爆発的に売れる可能性を秘めています。優れた商品を持つメーカー様の販売力を最大化するために努力しています。

現在特に力を入れているのは、Amazon、Yahoo!、楽天などのプラットフォームでの販売支援や、新商品、新事業のクラウドファンディングマーケティングです。

-クラウドファンディングマーケティングですか?それってどういうものなんですか?

岩上氏:クラウドファンディングを利用しているユーザーの方々は情報感度が高く、商品のプロモーションをするのに最適なんです。

それに、メーカー様にとってもメリットがあります。

1つは「メーカー様のリスクが低い」ということです。メーカー様には、新商品を商品化する際に、売れるかわからないものに対して莫大な開発費がかかったり、不良在庫を抱える可能性があったりするなどのリスクがあります。

一方、クラウドファンディングは受注した分を後から生産することができるので、生産者のリスクが少なく、世の中に需要があるかを計るテストマーケティングとして利用することもできます。

さらに、クラウドファンディングの実績は、銀行への融資を得る際も承認されやすい資料になるので、プロジェクトがうまくいき事業を拡大させたい場合の資金調達にも活用できることがあります。このように、新規事業、新商品の開発にリスクを抑えて着手でき、さらに事業を拡大させやすいのがクラウドファンディングの特徴です。

 

もう1つは消費者とメーカー様が直につながることができるので、商品に関する要望などがメーカー様に届きやすく、お客様の生の声を商品開発につなげやすいということです。

クラウドファンディングは、1つのプロジェクトで数億円の資金調達に成功することも珍しくありませんからこれを上手に活用することで、小さい会社でも大きい会社と戦うことだって出来ると考えています。

-クラウドファンディングマーケティング、すごいですね!

岩上氏:ただ一方でちょっとした問題もあって。独特のマーケティングが必要となるため、ノウハウがないと上手く効果が出ません。さらに、クラウドファンディングプロモーションは新しい手法ということもあり、現状サポートしている企業が少ないんですよね。

ですからこれからDtoCをスタートさせたい企業や、新商品をテストマーケティング的にプロモーションしたい事業者様には、ぜひ弊社を頼っていただきたいですね!

「足を使うデジタルマーケター」でありたい

株式会社OFFICE35 岩上正人様

-クラウドファンディングって色々な可能性を秘めているんですね。でもECなどもそうだと思いますが、慣れないと難しそうですよね。

岩上氏:「デジタルを活用したマーケティング」というとハードルが高いと感じるのは分かります。でも実は、マーケティングにはアナログな部分も多いと思っていて。

-えっ、そうなんですか?

岩上氏:対面でもWEBでも、人はその商品に感動したり心が動くから購入するんです。だからこそ、時にはアナログなやり取りを通してお客様を知ることがサービス業のすべてだと思います。

弊社は、時には、メーカー様の営業会議に参加したり、商品を購入頂いたエンドユーザーに直接接触し、購入の経緯や商品の使用感などの生の声を収集して、商品カタログやLP制作に活かしたり、新商品の開発にも関わったりと、メーカー様と深く繋がりビジネスを展開しています。エンドユーザーの要望や喜びの声などを、弊社がメーカー様に直接に伝えることで、商品開発や従業員の方のモチベーション向上にもつながり、会社の売り上げだけではなく目に見えない部分にも良い影響を与えることが出来るんです。

このようにメーカー様と近い距離で二人三脚になり、伴走していきたいと思っていますので、「デジタルマーケティングか……」と尻込みしているメーカー様にも是非チャレンジして頂きたいですね。

-今後の岩上様の目標をなどあればお聞かせください。

株式会社OFFICE35

岩上氏:今は事業の拡大を目指していきたいと考えています。

弊社では、1つの案件に対して、かなり綿密な市場調査、競合分析をして、販売戦略を立案し、プロモーションを行っているため、1つのプロジェクトを遂行するのに、多くの時間、労力、リソースを割いています。そのためせっかくご依頼を頂いているのに、お断りしているケースもあるんです。それは本当に残念で、申し訳ないんです。今後はより多くの案件に携われるように事業を展開していきたいです。

また、まだ発掘されていない良い商品を見つけて世の中に広げていきたいと思っています。

そうやって弊社に関わっていただける人々を幸せにしていきたいですね。

-本日は貴重なお時間を頂きましてありがとうございました。最後にこのサイトを読んでいる読者の方々に何か一言お願いします!

岩上氏:弊社ではEコマースビジネスのマーケティング、戦略策定、施策実行まで一貫して行っております。

消費者が健康になれるような身体への影響を徹底的に研究しているオーガニック食材の生産者様や最新技術を採用した画期的な製品を製造するメーカー様や、海外では人気があるけど日本にはまだ上陸していない海外メーカー様など、「良いもの」をつくっているメーカー様は是非お声がけください!

デジタルマーケティングを活用し、商品の魅力を日本全国、または世界中の人々にお伝えできるようお手伝いさせていただきます!

SoLabo担当者からのコメント

安藤 崇行/Ando Takayuki

「販売力を強化したい製造メーカー様」のためのEコマースビジネスのマーケティング、
戦略策定、施策実行まで一貫して行い、売上アップのサポートを行っている岩上様です。
これからDtoCをスタートさせたい企業や、新商品をテストマーケティング的にプロモーションしたい事業者様はぜひ、ご連絡ください!

株式会社OFFICE35

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