社会貢献型ブランドとデジタルマーケティングを創る

－松岡様はロンドン国際広告賞・ADFESTをはじめ、国際広告賞受賞経験をたくさんお持ちですよね。マーケティングの世界にはどのくらいいらっしゃるんですか？

松岡氏：かれこれ20年程度になります。立命館大学経営学部を卒業して以降、デジタルマーケティング会社・広告会社・飲料メーカーで、デジタルマーケティングを中心に働いていました。

－ということは大学卒業時からマーケティングの世界に興味があったんですか？

 松岡氏：そうですね。当時はまだWEBも現代ほど普及しておらず、秋葉原のギークのみがインターネットを扱っているような時代でした。

 －では松岡様のようにデジタルな世界に興味を持っている方のほうが珍しかったのでは？

 松岡氏：そうかもしれませんね。でも当時の私は私はデジタルに大きな可能性を感じて。それ以来デジタルマーケティングの世界にいます。

－なるほど。

松岡氏：ですが当時は大規模なWEB開発や現在のデジタルマーケティングにあたる戦略的な活用も行われず、単に軽くてユーザビリティの高いサイトを創る事業がWEB業界として存在しているだけでした。

私は大規模サイトをデザイン・プログラミングを日々勉強し実践する日々でしたね。

－そこから現在の様々なWEB活動に徐々に成長していくんですね！松岡様が今回起業されたニューエイジ・ディー・シー株式会社もその流れの先頭に立っていると思うのですが、事業内容的にはどのようなことを行われているんですか？

松岡氏：やっていることはブランドコンサルティング・デジタルマーケティングです。

－デジタルマーケティングの黎明期から携わられている松岡様ですから様々な想いがあったと思いますが、創業しようと思われたきっかけなどはあったんですか？

松岡氏：私は、デジタルの最も好きな点はその概念で、双方向であり、ユーザー第一であり、仮想の空間上で自由にコミュニケーションが取れる点です。ただ私は長年、大企業のブランド戦略やマーケティング戦略を担当する中で大きな違和感も感じていました。

それはデジタルマーケティングがユーザー心理を考えず行われていることです。わかりやすい例でいうとCMを中心とする認知獲得や知名度が優先されている、というような感じです。

－それではだめなんですか？マーケティング的には別におかしくないように思えるんですが。

松岡氏：地球環境や国際平和で厳しい状況である今、これからのマーケティング・ブランディングには、社会的な大義が必要になります。一見、マーケティングには関わりの内容事柄のように思えますが、持続可能な開発目標（SDGs）が国際的に認知度を高めてきている今、社会課題の解決に積極的に取り組み企業の商品・サービスへの購入意向は圧倒的に向上させる要因となります。

日本でも若い世代を中心に物を大量に生産し、大量に消費する物質的な豊かさより、精神的な豊かさ、その事業自体が社会に賛同されるかどうがそのままブランドになり、商品やサービスの購入、入社意欲や社員のモチベーションに連結するようになってきているんです。

そこで私たちはデジタル時代、共創時代の生活者に対してマーケティングコミュニケーションを提案する新世代のエージェンシーとして、広告やメディアでの出稿で認知を獲得するだけではなく、社会貢献型ブランドとデジタルマーケティングによる「生活者に愛されるブランド」を創ることで様々な企業のビジネスに貢献していきたいと考え、起業しました。

国際的なフィールドで世界的企業のブランドを創出する

－松岡様が今後目標にされていることなどはありますか？

松岡氏：日本初のグローバルブランドエージェンシーになり、国際的なフィールドで世界的企業のブランドを創出していきたいですね。

また新時代の企業になるべくスタッフ・支店もグローバルに展開し多様性を重視した次世代の企業していきたいと思っています。実際、現在のスタッフの半数は外国籍の方ですからね。今後も多国籍な企業にし、価値のあるブランドを提供していきますよ。

－本日は貴重なお時間を頂きましてありがとうございました。最後にこのサイトを読んでいる読者の方々に何か一言お願いします！

松岡氏：新時代のブランドや新しいエージェンシーとして、クライアントにバリューを提供していきます。

私たちの想いに賛同して力を貸してくださる世界で活躍されるクリエイターの方々や、新しいサービスやマーケティングの創出や変革を希望される企業の皆様からのご連絡をお待ちしております！