日本を元気に、働くをポジティブに

－聞くところによると山下様は以前は自衛隊にいらしたとか。体育会系だったんですね。

山下氏：そうですね。中学時代は陸上部のキャプテンで生徒会長をしていました。めちゃくちゃ優等生でしたね(笑)。

両親共に自衛官ということもあり、中学卒業後入隊しました。

－ちなみに陸海空のどこでしたか？

山下氏：陸上自衛隊です。15歳で家を出て寮に入り、朝6時にラッパで起こされ10キロ走って汗だくで朝食を食べるという生活をしていました。

－想像するだけでも大変だということが伝わってきますね(汗)。ちなみに任務などはなにをやっていたかお聞きしても大丈夫ですか？

山下氏：大丈夫ですよ。神奈川～千葉～兵庫と駐屯地を転々としながら敵国の飛行機が攻めてきた際に、打ち落とすためのミサイルを当てるためのレーダーの整備士をしていました。

国を守るという重要なミッションではあったんですが、飛行機は攻めてこない、ミサイルも打たない、レーダーも壊れない。何もしないことが仕事でした。もちろん、それは平和なことなので一向にかまわないのですが、自分的には向いてないなと思いましたね。

性格的にもっと自ら動きたいという衝動があって。

－陸上部のキャプテンで生徒会長ですもんね(笑)。それでどうされたんですか？

山下氏：結局もっと働きたいという想いが収まることはなく、20歳で自衛隊を退職して、大学に入学することにしました。

でも中学以来勉強なんてしていなかったので1年間予備校に通い、大学に通いだしたのは21歳の時でした。大学時代はとにかく学費を稼ぐために夜の仕事を中心に働いていましたね。

－なるほど。ということは大学卒業後に再び就職されたんですね。

山下氏：はい。人材系の上場企業に入社しました。とはいえ当時、人材業界に興味はなくて。単に『成長』という就活軸に当てはまったために就職しました。

それでも新卒採用のコンサルティング営業を行い1年目から経営者商談を得意とし営業成績もよく全社の新人賞やMVPを受賞しました。

－自衛隊を辞めてようやくバリバリに働きだしたということですね！株式会社リアステージを起業されたのはいつ頃のことになるんですか？

山下氏：3年目に差しかかろうとしたタイミングで事業撤退をした時ですね。別事業部への異動の話もあったのですが、この先既存事業にずっと関わり続けることが自衛隊を辞めた理由になるのか疑問を感じて。

元々ある事業ではなく、何もないところから新しい事業を造る側になることが、自分自信の成長とビジョンの実現につながるのではと考えて退職して、株式会社リアステージを立ち上げに参画しました。

現在は人材紹介事業、採用イベント事業、送客事業、エンジニアマッチング事業、メディア事業、ブランディング事業などを行っています。

－なぜ人材紹介事業を選ばれたんですか？

山下氏：もともとやっていたということもありますが、「日本を元気にしたい」と思ったんです。

－と言いますと？

山下氏：少子高齢化や働き方改革、最近では新型コロナウイルスまで出てきて、今は日本全体がひどくネガティブな状態になっていると感じています。

若い世代も日々の生活の中で、満員電車に揺られ暗く下を向く大人たちを見て、働くことにネガティブな印象を持って若手社員の早期離職につながっているとも思います。

でも本来働くっていうことはポジティブなことだと思うんです。目指すべく未来があり、未来を実現させるために人は働く。それはネガティブなことではありませんよね。だから私たちが明るい未来を常に描き、そして描くサポートをすることで、 求職者を元気にして、働く人を元気にして、企業を元気にして、日本全体を元気にさせようと思ったんです。

－そうなんですね。山下様が事業を行う上で大切にされていることはありますか？

山下氏：『他社がやりたがらないことを徹底的にやる』です。

例えば新卒紹介事業は他社の場合いかに効率的に、楽して売上を立てるということを考えると思うのですが、ジョブコミットの場合、一人の求職者様に対して最低10回最低10時間以上必ず学生と面談を実施したのちに企業様へご紹介するようにしています。これは本気で求人企業と求職者に向き合っているからです。その結果2014年にサービスを開始して以来、新卒紹介事業は業界TOPクラスに成長しました。

利用者のうち半分は学生さんからの口コミや紹介での利用されています。これはうれしいですよね。

働くをポジティブに。

－今後、山下様はどのような目標を持っていらっしゃいますか？

山下氏：ブランディング事業による業績向上支援から入り、業績が向上した後の課題は採用。そこに対して新卒・中途・エンジニアを紹介。入社した後も定着活躍支援ツールの無料導入を実施。業績向上から採用、定着活躍支援まで一気通貫で行える企業を目指します。

また現在社員数120名売上15億ですが、5年後社員数500名売上150億を目指します。

－本日は貴重なお時間を頂きましてありがとうございました。最後にこのサイトを読んでいる読者の方々に何か一言お願いします！

山下氏：私たちはこれからも日本の社会問題を解決するための事業を創造し、全ての分野で日本一を目指します。

新卒・中途・エンジニアを採用したい企業様。プロモーション強化を考えている企業様。一緒に日本の中小ベンチャー企業を盛り上げたい企業様は是非、ご利用をお待ちしております！