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PROFILE
株式会社Novitra
代表取締役 能島 透磨
スマートフォン普及による広告業界の変化に着目。自身でSNS運用に挑戦し、良好な成果を出したことをきっかけに、ウェブマーケティング事業の立ち上げを決意。その後、社内完結型の広告代理店としてインフルエンサー支援、Web・SNS広告、ランディングページ制作、システム開発など幅広いサービスを展開。さらに役員の飲食店経営者としての課題をもとに、バーの総合ポータルサイト「Bar-Find」を立ち上げ、現在新宿区でのサービス提供を進めている。
Webマーケティング事業と、新宿のバー専門ポータルサイト「Bar-Find」を展開する株式会社Novitra。「大手水準のクオリティを、圧倒的なスピードと適正価格で提供する」という信念を掲げ、クライアントの“セカンドオピニオン”として急成長を遂げています。 代表取締役の能島透磨さんに、事業への想いと、ほぼ未経験から新規事業として立ち上げたポータルサイト運営の試行錯誤の軌跡を伺いました。
一気通貫で高品質なマーケティングサービスを提供
- ― まずは、事業内容についてお聞かせください。
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能島氏:広告代理店と、新規事業として立ち上げたバー専門ポータルサイト「Bar-Find」の2つの事業を展開しています。
広告代理店ではWebマーケティングを中心に、クライアント企業様をサポートしています。
具体的には、インフルエンサー支援、モニター支援、Web広告、SNS広告、ランディングページ制作、動画制作といった広告に付随する業務であればほぼ対応が可能です。社内にエンジニアも在籍しているため、ECサイトやシステム開発まで手がけられます。
他社と比較した際に強みとなるのは、「弊社にご依頼いただければ一気通貫で対応が可能」という部分ですね。広告業界は構造が複雑で、ひどい場合は5次請けまで発生し、そのたびに中間マージンが上乗せされます。クライアント様からすれば、本来の施策とは関係のないコストを支払っていることになります。
対して弊社は、ほぼすべての対応を「社内完結」させています。小回りが利く精鋭チームだからこそ、中間マージンをカットし、同じ予算でもより高い成果を提供できる。例えば「大手代理店に支払っているのと同じ予算で、うちなら別のインフルエンサーをもう1人起用したり、余ったお金で別の広告施策も展開できる」といった提案が可能です。
- ― 社内完結と包括的なサービスの提供が、御社の特徴なんですね。
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能島氏:そうですね。
クライアントさんに対しては「セカンドオピニオンのような形でご活用ください」とお伝えしています。安価で高品質なサービスを提供することで、お客様が心から納得して「広告をやってよかった」と思える状態をつくる。それが私たちの存在意義です。
時代の変化で変わる「広告」に興味を持ち、事業参入
- ― 広告事業を始めようと思われたきっかけは、どのような経緯だったのでしょうか?
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能島氏:元々、広告業界に興味があって。
私たちの世代ってちょうどスマートフォンが普及した時期なんです。ガラケーからスマートフォンへ移り変わり、テレビからYouTubeへ、新聞からSNSへと、メディアが急速に変わっていった。その過程で、広告の形も大きく変わっていくんだろうなと感じたんです。
実際に自分でSNSを運用してみたら、それなりにいい数字が出て、フォロワーや登録者も増やせた。「これを他の人に提供してみよう」という発想から、実際に事業を始めるようになりました。
全員が「運営未経験」。暗中模索で作り上げた「Bar-Find」
- ― 新規事業であるポータルサイト「Bar-Find」の立ち上げには、どのような背景があったのでしょうか?
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能島氏:役員に飲食店経営者がおり、その悩みを身近で聞いていたのがきっかけです。
集客が大変なのはもちろんのことで、求人募集もなかなか難しかったり。また、バーを総合的に紹介するポータルサイトが存在しておらず、既存のバー紹介サイトは専門性の高いもの(例:オーセンティックバー専門ポータルサイト、おかまバー専門ポータルサイトなど)ばかりなうえ、食べログなどの大手ポータルサイトよりも知名度も低かったんですよね。
そのため、バーのジャンルを問わず、集客も求人も獲得できるような総合的なサイトがあれば、みんなハッピーなのではないか?という思いから、新規事業として挑戦してみようという流れで始まりました。現在は新宿区に絞ってサービス提供しているのですが、新宿駅周辺だけでなく、三丁目や四谷など少し離れた地域にも魅力的なお店はたくさんあります。そこで、まずはスモールステップとして新宿区からスタートしました。
- ― ポータルサイトの立ち上げにあたって、直面した課題はありましたか?
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能島氏:実は、社内にポータルサイトの本格的な運営経験があるスタッフは一人もいなかったんです(笑)。
まさに暗中模索でした。SEOの仕組みをゼロから調べたり、スタッフ全員で話し合いながら一歩ずつ作り上げていきました。
参考にしたのは、実はナイトワーク系のサイトです。バー業界もナイトワークと同じ性質があるため、他の一般的なポータルサイトとは異なる設計が必要だと気づきました。自社で開発までできる強みを活かし、店舗様からご意見をいただいたら「本当に必要か」を即座に検討し、すぐに仕様変更を行う。
こういった細かい調整も、すべて自社で完結しているので、外注であればコストや時間の面で断られてしまうような細かな調整も、スピード感を持って柔軟に反映させることができるんです。
- ― 具体的に、どんな機能を実装されたんでしょうか?
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能島氏:「飲食店のニーズがどこにあるのか」と「掲載店とユーザーの両方が、大手ポータルサイトではなく、わざわざBar-Findを利用する理由は何か」という視点から3つの機能を実装しました。
1つ目は多言語対応です。インバウンド需要が非常に注目されているため、日本語のほか英語、中国語、韓国語の4言語に対応しました。
2つ目は求人機能です。一般的な大手ポータルサイトではその店舗のメニューや住所等の掲載のみで、求人募集の項目ってないですよね。そもそも、バー業界は求人掲載できるサイトが少なく、掲載してくれないプラットフォームもあります。その課題をうちは解決できるんです。
3つ目はユーザーのストレスを減らすための工夫です。例えば、バーは予約ができないことも多いので、現在地からの経路表示に加え、満席で入れなかった場合でもすぐに別の店を探せるように、「周辺の店舗を表示する」機能を実装しました。また、バーのジャンルに詳しくない方のために、各ジャンルの説明もつけてあります。
徹底的な「掲載店・ユーザーの目線」で「小さな気づき」を拾い上げ、形にすることで、ポータルサイト利用時の小さなストレスを一つずつ解消しています。
- ― 今、課題に感じていることはありますか?
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能島氏:今、課題に感じているのは、有料プランと無料プランの差別化ですね。
現在、2つのプラン体系を用意していますが、「リリース初期から応援してくださっている、有料プランの掲載店舗様に対して、どのような価値を提供していくか」は常に考えています。
広告代理店事業は既に確立していますが、ポータルサイトはまだ試行錯誤の最中です。その中で「経営者とはどういうことか」を実感する瞬間があります。僕の一挙手一投足で、良くも悪くも会社は変わってしまう。だからこそ、自分がなんとかしなければいけないという当事者意識が強まりました。
会社員時代と異なり、経営者になると、最終的にどうするのかは自分です。スタッフの協力も含めて、すべてを組み立てていかないといけない。元々責任感は強いですが、大きく強まりましたね。
顧客満足度と従業員満足度を両立させ、事業の全国展開を
- ― 経営する中で、大切にしている価値観はありますか?
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能島氏:「お客様を満足させること」を大切にしています。
うちがお金を受け取ってサービスを提供する一方で、受ける側が幸せになっていなけばビジネスと成り立たないと思うんです。
基本的なポリシーとしては、お客様に満足していただいて、その対価として僕たちが収益をいただく。そのためにできることはすべてやるべきだし、クオリティの高いものを提供すべきだと考えています。
また「仕事を楽しむこと」も大切にしています。IT系や広告系の会社は過酷な労働環境の話をよく聞きますが、うちではある程度メリハリを持ち、興味や関心を持ってやれる仕事内容にしたいと心がけています。ベンチャーだからこそ、社員に裁量を持たせ、新しい領域に取り組める環境を整えることが大切だと思っています。
具体的には、タスクを「これをやって」と振るだけじゃなく、このタスクのゴールは何か、そこに至るプロセスをどう考えているのか、というところまで聞くようにしています。プロジェクトに関わるメンバーがみんなでそこに対して考えを持ちながら進めていく。そうした環境を作ることで、仕事の質も上がり、やりがいも生まれるんだと思います。
もちろん全員の提案が採用されるわけではありませんが、イエスマンで頭を使わずに仕事をしていれば、面白さも失われ、やりがいもなくなっていくでしょう。全員が喋れる関係にあるということを大事にしています。
- ― 今後の展望についてもお聞かせください。
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能島氏:「Bar-Find」は最終的に全国展開を目指しています。
段階的に、新宿からスタートして、東京都全域、首都圏、そして全国へと広げていく予定です。
ただし、既存のサービスをそのままコピーするつもりはありません。今までにないような価値を持ったサイトにし、多言語対応や求人機能といった独自の視点から、さらに差別化を進めていきたいと思っています。
来るかわからないチャンス、目の前に来たら逃さないで
- ― ポータルサイトの展開を含め、今後さらに繋がりが増えそうですね。
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能島氏:そうですね。
「Bar-Find」への掲載はもちろんですが、私たちは異業種の方との協業も大歓迎です。「こんなアイデアがある」「一緒に面白いことができないか」といったお話があれば、ぜひお気軽に代表電話までご連絡ください。Novitraの強みである実行力を活かして、新しい価値を共に創っていければ嬉しいですね。
- ― 最後に、これから起業を志す方へのメッセージをお願いします。
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能島氏:チャンスを逃さないことが大切だと思います。
チャンスって平等じゃないんです。経済的に恵まれた環境にいるのにそこからドロップアウトする人もいれば、恵まれてないから挑戦したくてもなかなか難しい人もいる。比較してみた時に、前者の方がチャンスを掴める環境にいたはずなのに、それを棒に振ってしまうのは非常にもったいない。だからこそ、環境はもちろん、目の前に来たチャンス、タイミングをいかに有効活用できるかで、人生は大きく変わるんだと思います。
「何が何でも起業したい」・「このサービスを世に広めたい」と思うなら、そのために必要なプロセスを考えて、必要なチャンスを逃さずに拾い続けることです。仲間も取引先も、ツールも、すべてが常にあるわけではないため、いつ来るかわからないチャンスに俊敏さを持って対応することが必要だと思います。
また、経営者は会社の柱になるため、精神力も必要です。柱が弱ければ家は潰れるし、エンジンが弱ければ前に進めません。その責任感と精神力をもってチャレンジしてもらいたいです。
【 バーの専門ポータルサイト「Bar-Find」詳細ページ 】
ポータルサイト:https://bar-find.com/main/top
instagram:https://www.instagram.com/bar_find_jp/
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UC-DxV9bINIrkcAhppRX3c-g※ YouTube、instagramへ遷移します
※「Bar-Find」へ掲載ご希望の店舗様は、お電話(03-5944-0944)にてお問い合わせください。
株式会社Novitra
社内完結で、クライアントに最大の価値を
広告代理店とバー専門ポータルサイト「Bar-Find」を展開する企業。ウェブマーケティングを中心に、インフルエンサー支援、SNS広告、動画制作、システム開発など幅広いサービスを提供。中間業者を排除した社内完結体制により、同じ予算でより高い成果を実現。クライアントのセカンドオピニオンとして、コストパフォーマンスを重視したマーケティング支援を実施。また、バーの総合ポータルサイト「Bar-Find」により、バー業界の集客・求人課題を解決し、広告の新しい可能性を追求中。