職場に働きがいと働きやすさを提供する
社会保険労務士法人リンクス 代表 茂末賢一
社労士として平成20年から活躍されている社会保険労務士法人リンクスの茂末賢一様は、千葉県内に事務所を立ててから、現在は東京の有明にもオフィスを構えられています。今回は茂末様に事業に対する想いを伺いました。
お客様とのつながりを大切にする
-社労士というお仕事はどのようなことをされているんですか?
茂末氏:社労士とは社会保険労務士の略称で、国家資格になります。
仕事の内容としてはわかりやすく言うと、「企業の労務管理・社会保険に対する相談や指導」を行うことです。
総務・労務・人事部に関することはもちろん、働き方改革・人事評価制度の構築・助成金まで幅広いフィールドで社労士は活躍しています。
-なるほど。茂末様は大学卒業後すぐに社労士として活動を始められたんですか?
茂末氏:いえ。当初は地方銀行の入行して働いていました。当時は社労士の資格も持っていませんでしたね。銀行員として働きつつ社会保険労務士資格を取得しました。
-そうだったんですね。
茂末様:資格取得から4年ほど経過したときに現在の事務所を設立しました。もっとも現在の社名になったのは2018年のことで、それ以前は茂末社会保険労務士事務所という名前で活動していました。
-社名を変えられたのには何か理由があったんですか?
茂末氏:リンクスというはアルファベット表記にすると「Linx」と書くのですが、これは「Links」と「X」を組み合わせたものになります。
「Links」はお客様との繋がり、「X」には無限という意味で、お客様とその場限りのお付き合いではなく、無限の繋がりを持っていきたいという想いを込めています。
この想いを大切にしているのは社会保険労務士としての社会的責任を果たしながら新たな価値の創造や地域社会に貢献していくためには、お客様の考え方やご意向に沿った最適なプランを提案し、想像している以上の結果を出すことが大切だと思っているからです。
-そうなんですね。先ほど社労士の方の活躍範囲は大変幅広いとおっしゃっていましたが、実際に社労士の方が行われる業務はどのようなものなんでしょうか?
茂末氏:基本となる業務は3つになり、それぞれ1号業務、2号業務、3号業務と呼ばれています。
まず1号業務でなにをしているかというと、行政官庁に提出する書類作成や企業の就労規則などの作成を行っています。本来は企業が行うものですが、その作成業務代行をします。
2号業務は1号業務の代理提出・事業主の代行で行政官庁との業務を行います。
3号業務では人事や労務の課題解決や解決策のご提案といったコンサルティングが主な仕事です。
社労士を利用するメリットとしては労務・総務に関してアドバイスを受けることができることや社内体制の見直しと改善フロー、社内システムの構築のサポートを受けられるのでホワイト企業への道のりがより近くなります。
-なるほど。
茂末氏:1つ特徴として、当事務所では企業の業務効率化を目指すクラウドを用いた社労士業務の採用したり、極的にチャットワークやzoomを導入したりしているため、訪問やメールなどで書面を提出する必要がなくなり、迅速な連絡や対応が可能です。
また、社労士の中でも1割しかいないと言われている助成金の得意な社労士がいるので助成金の申請や確実に助成金を獲得するためのアドバイスや職場環境の改善もサポートしています。
これまで大企業のお客さまから個人事業のお客さままで、また幅広い業種のお客さまの労務顧問として関与させていただいている経験から多くのノウハウを蓄積しており、問題解決に向け適切なアドバイスができます。
-それも多くのお客様と信頼を築いてこられた茂末様だからこそですね。
社労士業界をリードする存在になる
-茂末様のお話を聞いていると、社労士としての任務を果たすだけでなく、コンサルタントとして企業と関わっていくことを非常に大切にされていると感じました。
茂末氏:そうですね。私自身、自分の活動を通して会社オーナーの皆さまに、ホワイト企業として働きがいと働きやすさを提供する職場づくりを提案し、次世代に残すべき素晴らしい企業となるお手伝いをしていきたいと願って仕事をしています。
-今後もその想いが変わることはありませんか?
茂末氏:もちろんです。むしろこの活動を全国に広めていきたいと思っていますよ。
-本日は貴重なお時間を頂きましてありがとうございました。最後にこのサイトを読んでいる読者の方々に何か一言お願いします!
茂末氏:当事務所はITを駆使して顧問先様の業務効率化を図ることを前提に、当事務所も高生産性事務所として社労士業界をリードする存在になることを目指しています。
これまでの時間のかかっていたやり取りも迅速に行うことが出来る仕組みを持っています。
人事労務管理にお困りの会社オーナー様は是非お声がけください!