サービスやコミュニケーションを通じて世の中を元気にする
株式会社MJE 代表取締役 大知昌幸
大知昌幸様が代表取締役を務められている株式会社MJEでは「for Workplace Innovationワークプレイス(働く場)をよりよくすることで企業の成長に貢献する」を合言葉に事業を展開されています。
今回は大知様にインタビューを行い、事業に対する想いを伺いました。
世の中の重要課題である「生産性の向上」に寄与していく
-大知様は以前は大手通信商社で務められていたんですよね。当時から現在行われているICT事業を担当されていたんですか?
大知氏:当時はトップセールスとして実績を積んだ後、Yahoo!のグループ会社に出向し、モバイルコンテンツ事業の新規プロジェクトにプロジェクトリーダーとして参画したりしていました。
-なるほど。長く働いていらしたんですか?
大知氏:2002年に入社して2006年に退社し、現在の会社を設立したので商社で働いていたのは4年ほどになります。
-そうなんですね。最近はIT技術の発達で、よりICTが大切になってきていると実感します。大知様が現在展開されている事業内容について詳しくお聞かせください。
大知氏:当社は、「オフィスの情報通信分野の課題を解決するICT事業」と「フレキシブル性の高いシェアスペースを中心としたSS事業(空間領域)」の2つの軸でサービスを展開しています。
ICT事業は、オフィスや店舗などのワークプレイスにおける、情報通信・エネルギー分野の課題解決を目的としており、具体的にはIT機器やインフラ設備の提案や製品の保守、ネットワークトラブルのサポートなど、業務を円滑に行うためのサービスを提供しています。
ただ、ワークプレイスに関する課題は顧客の事業規模・インフラ状況等に応じてさまざまです。
そこで当社では、それらワークプレイスの規模や目的、お客様のご要望などを丁寧にヒアリングし、事業目的の達成に最も適したインフラの提案、設置やその後の運用までをワンストップでサポートしています。
-設置するだけで終わりではないんですね。
大知氏:そうです。特に最近は新型コロナウイルスの影響で働き方が変わり、リモートワークやテレワーク、または分散型のオフィススタイルがにわかに浸透してきています。ですが、同時に仕事に対する「生産性の向上」を実現できなければあまり意味はありません。
そこで当社では単にIT機器を納入するだけではなく、企業様の規模・業務内容に応じて業務の円滑化、初期コスト及びランニングコストを含むトータルコストの最小化、将来の事業展開を見据えたオフィス移転・拡大の可能性等のさまざまな観点から、どのような製品の導入が最適かを十分にヒアリングすることで、最適なオフィス空間をご提案しています。
また、既存のお客様に対しては、最適なソリューションを行うために「Dr.MJE」という独自の遠隔保守サポートサービスを提供しております。導入機器のトラブルやちょっとしたお困りごとまで、お電話や遠隔操作にて幅広く対応させていただいております。
-もう1つ軸であるSS事業ではどのようなことをされているんですか?
大知氏:SS事業は、活発なコミュニケーションを通じて互いに成長し、新たなイノベーションをもたらす空間をつくるという目的で、フレキシブル性の高いシェアスペース「billage」を運営しています。シェアオフィスでは、企業様の事業規模に応じたスペース拡張・縮小が可能なフレキシブルなサービスですので、想定外のコスト負担の発生を低減することが可能です。
また、場所を提供するだけに留まらず「billage」を通じて、会員様同士、あるいは会員様と当社との積極的なコラボレーションが生まれるよう、経営資源である「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」の相談ができる環境を用意し、経営資源の共有をテーマとした空間の演出や、多様なイベントの開催を行っています。
集客などにおけるコラボレーション、異業種や同業他社、協業や士業等の専門家との人的ネットワーク構築が特に重要となる個人事業主の方々に好評をいただいています。
社会全体が健全な発展を遂げていけるように
-お話を聞いていて本当に手厚いサービスを展開されているなと感じました。今後、大知様が見据えている目標などがあればお聞かせください。
大知氏:ICT事業とSS事業で2つ目標があります。
まずICT事業では「Dr.MJE」をより多くのお客様につかっていただくことにより、さらなるサービスの充実や、皆様に喜んでいただける新たなサービスを展開していきDXを推進していきたいと考えています。
SS事業ではこれまでの運営ノウハウを元に、シェアオフィス事業の運営受託や企画コンサルティング業務を行っていきます。
2019年12月からは、協業モデル事業を開始いたしました。今後は主要都市を中心にフランチャイズ事業への展開を予定しており、さらにコミュニティのネットワークを広げていく計画もあります。
そうしてソリューション展開を積極的に推進していき、企業における生産性向上に寄与していきたいですね。
-本日は貴重なお時間を頂きましてありがとうございました。最後にこのサイトを読んでいる読者の方々に何か一言お願いします!
大知氏:我々は当社と関わりある皆さまの事業が前向きに進んでいきますよう、そして社会全体が健全な発展を遂げていけますよう少しでもお役立ちをするために、日々全社一丸となって精進してまいります。
シェアオフィスを事業として興味を持っている方はぜひご連絡ください。