日本と中国の距離を縮めるために

－李様は日本と中国の架け橋になりたいという想いを胸に事業を展開されているということですが、具体的にはどのような事業を行われているんですか？

李氏：主に輸出・輸入の貿易や越境EC を中心としています。ほかにも国際のM＆A案件にも着手しております。

－ああ、なるほど。物理的な距離で架け橋となっているんですね。

李氏：私の目標は日本と中国両国の共同繁栄に貢献することですから、そのために邁進します。

－共同繁栄ですか？

李氏：例えば日本製品は昔から職人仕事のクオリティが高く、中国のみならず多くの外国人からmade in Japanは品質が高いと評価されてきました。中国でも日本製品に対する信頼はまだまだ根強く残っています。

一方で品質が高くなる分、コストも少なからず高くなっています。そのために日本の消費者のニーズにズレてきているともいわれています。

中国製品はより安く、コストパフォーマンスがよいです。

私は中国と台湾に多くの販売チャンネルを持っておりますので、両国のメーカーと消費者を繋げることが出来ると考えています。

日本の商品の魅力を発信していきたい

－なるほど。李様はどのような製品を扱っていらっしゃるんですか？

李氏：日本の化粧品、サプリメント、ドリンクと食品関係の商材です。

－日本の商品が中心なんですか？

李氏：はい。日本の商品って本当に品質が高いと実感しているんですよね。中国の人たちも日本製品が高品質だっていうことはもちろん知っているんですが、まだまだ中小企業様がつくられている製品で中国の人たちに知ってもらいたい製品があるんです。

そういった品をもっとたくさん発信していきたいなと思っています。

－なるほど。

李氏：特に最近は新型コロナの影響で海外から渡航してくる外国の人たちが少なくなっているじゃないですか。一時期は物流も滞ったりして。

そんな中でも少しでも日本と中国の活性化に尽力できればいいなと思っています。

－それは素晴らしいですね！本日は貴重なお時間を頂きましてありがとうございました。最後にこのサイトを読んでいる読者の方々に何か一言お願いします！

李氏：日本には素晴らしい製品がたくさんあり、私はその魅力をもっと中国や世界の人々に発信していきたいと思っています。

「自分のところにはこんな製品がある」という多くの日本の中小企業様やメーカー様は是非お声がけください！