人と人をつなげる人でありたい
代表世話人株式会社 代表取締役 杉浦佳浩
代表世話人株式会社の杉浦佳浩様は、「世話人」として様々な企業と人々をつなげて、支援を行っていらっしゃいます。今回は杉浦様にインタビューを行い、事業に対する想いを伺いました。
人と人をつなげる人でありたい
-杉浦様は社名にもなっている代表世話人として活動されていらっしゃいますが、具体的にはどのようなことをされているんですか?
杉浦氏:事業展開の相談を受けたり、人と人とのつながりを取り持ったりしています。基本的に企業経営者の方々に「おせっかい」をしていると考えていただければ。
-世話人ってすごく珍しい事業だと思うのですが、なぜ世話人になろうと思われたんですか?
杉浦氏:う~ん、そうですね。確実なのは仕事としてとにかくお金を稼ごうと思って起業したわけではないということですね。実際、現在の仕事の8割はボランティアでお金をもらっているのは2割くらいになりますから。
-そうなんですか!?それにはなにかポリシーみたいなものがあるんですか?
杉浦氏:ビジネスでもなんでも最終的に一番重要になるのは結局のところ人と人が築く関係だと考えています。
8割ボランティアみたいな仕事の仕方は起業する以前、まだ私がサラリーマンだったころからあって。近年流行っている「サードプレイス」を20年以上前から持っていて、そこで本業だけではなく、さまざまなつながりを持っていました。
それは会社枠外での人との繋がりが自身の糧となり、本業にも大きく返ってくると確信していたからです。
そのため会社員の傍ら、日々いろんな方々の役に立つべく、世話人として奔走していました。
-昔から世話人をされていたんですね!
杉浦氏:そうです。私は大学卒業後、証券会社で営業として働いていたのですが、常にお客さんのことを第一に考え、目先の利益のことはあまり考えていませんでした。長い目で見てお客さんに良かったと思ってもらえる営業を心がけていたんです。
すぐには効果は出ませんでしたが半年後には新人賞、その後も社長表彰をもらえるほどになりました。
-すごいですね!
杉浦氏:人と人とのつながりの間には「信頼」が大切ですが、やはりある程度の奉仕の精神がなければ信頼は生まれませんよね。まずは相手のために、相手が喜ぶようなことをしないと。
-なるほど、それが現在のスタイルにつながっているんですね。「世話人」として本格的に起業されようと思われたきっかけは何かあったんですか?
杉浦氏:50歳のときに原因不明の病から会社で倒れて緊急入院したことがあったんです。
-えっ!
杉浦氏:そのとき「死んでしまっては何もできない」と強く思って。以前からいろいろな方から独立を進められてはいたんですが、このとき世話人業としての起業を決意しました。
ありがたいことに、勤めていた会社の退社と同時に数十社という多くの企業様から「世話人」契約をいただくことができました。以来これまで多くの方々に支えられ、世話人として日々日本中を奔走しております。
仲良くする会社の売り上げの総和を10兆円にする
-杉浦様のところに相談に来られる方はどのような方が多いのですか?
杉浦氏:現在紹介のみで人に会うことにフォーカスしています。信用した方からだけのご紹介のみ。その毎日で、毎年1000名ほどと会ってきました。中には10代の経営者の方もいました。これはかなりありがたいことですよね。
-杉浦様が積み上げられた「信頼」の成果ですね!今後考えられている目標などはありますか?
杉浦氏:現在私が仲良くする会社の売り上げの総和が10兆円となるように頑張っています。1000社100億で10兆円というイメージですね。
-頑張ってください!本日は貴重なお時間を頂きましてありがとうございました。最後に何かメッセージをお願いします!
杉浦氏:ソラボさんを日本中の中小零細経営者に届けられますように。ありがとうございました。