マーケティング×組織構築でクライアントのわくわくを生み出す

株式会社猿 代表取締役 山本尚宏

「人が幸せを感じる瞬間、それはその人がわくわくしているとき」そう語るのは株式会社猿の山本尚宏様です。そんな山本様自身、わくわくを追い求めるあまり波乱万丈の人生を歩まれてきています。今回はそんな山本様にインタビューを行い、事業に対する想いを伺いました。

 

「わくわくすること=幸せ」

株式会社猿 山本尚宏様

-山本様は東京大学の出身なんですよね?

山本氏:まあ、中退しているんですけどね。

-えっ、そうなんですか。それは当時から起業を考えていて「大学なんか行ってられるか!」とかそんな感じですか?

山本氏:いえ、まったく違います。学生時代はちょっとファッションにのめり込み過ぎていまして。好きな洋服を買うために、大学に通わずに朝から晩まで睡眠と格闘しながらバイトに24時間注ぐ生活をしていていたんです。そうして稼いだお金は洋服へ消えていき、それだけでは事足りずクレジットカードの与信枠もフル活用して、洋服へつぎ込みました。

まあ、そんな感じで気がついたら大学は中退です。

-それは……大丈夫だったんですか?その、お金的な意味でも。

山本氏:まあ、ダメですよね。当時借金が洋服だけで400万円くらいありましたから。

-何やってるんですか!

山本氏:本当にそんな感じですよね。友人たちが次々に誰もが知るエリート企業へ進んで行く中で僕に残されたのは借金と高卒の肩書ですからね。

さすがにこれじゃあいけないと思って一念発起しました。

-どうされたんですか?

山本氏:弁護士になろうと思いました。

-いきなり起業をされたわけではなかったんですね。

山本氏:はい。それでせっかくなら法律事務所で働きたいと思い、上場企業の弁護士ドットコムの前身となる、オーセンス法律事務所へ履歴書を送ったところ、奇跡的に採用されて。

現在の株式会社猿を設立したのは、テレビ番組「行列のできる法律相談所」にも出演していた丸山和也弁護士・参議院議員の秘書を5年経験させてもらった後です。

-株式会社猿って結構パンチのある名前だと思うのですが、名前の由来などはあるんですか?

山本氏:国会議員の秘書をしていた時、事務所に司馬遼太郎さんが書いた「新史太閤記」を見つけたのがきっかけですね。その中に描かれている元々エリートでもなく、いろんな失敗をしながらも 「信長の役に立ちたい」一心で目の前の仕事に頑張る秀吉が、結果として出世していく姿に感銘を受けて。

それで仁義を尽くすという大事な思いを忘れないためにも、豊臣秀吉が呼ばれていた「猿」を社名にすることにしたんです。

その流れでいうと弊社のマーケティング事業部のビジョンも「1000社を天下統一に導く!」というものなので、その部分にも多分に影響を受けていますね。

-マーケティング事業部と出ましたが、株式会社猿ではどのようなサービスを提供されているんですか?

山本氏:基本はWebマーケティングが強みの会社です。本質的な売上利益に貢献するtoBサービスを展開するため、Webマーケティングの全体設計(上流から下流まで) ・マーケティングを用いた新規顧客開拓及び既存顧客の売上最大化 ・WebサイトのSEOコンサルティング ・広告運用コンサルティングなどを行っています。

事業部としては現在6つあります。

1つ目は「Webマーケティング事業部」です。日本をもっと輝かせるために『人のこころに眠る「わくわく」を呼び覚ます』という信念を持ってクライアント企業に対してLP戦略や記事制作、SEO記事制作、広告運用などを活用したマーケティングコンサルティングを行っています。

2つ目は「HOW TO MARRY」といって、『日本を世界で一番愛を感じられる国にする』という信念を持って、結婚を予定している女性たちに寄り添ったリアルで役立つ情報をお届けするウェディングメディアを運営しています。結婚指輪や結婚式場のご紹介も行っています。

3つ目は「不動産投資の教科書」です。『不動産投資業界をもっと健全でわくわくするものに』という信念を持って、不動産投資をしようとしている方のミシュランガイドとなるようなメディアを運営しています。

4つ目は「YAC」です。『わくわくするような情報で働く女性を後押ししたい』という信念を持って、忙しく生きるすべての女性の人生を肯定し、応援できるような女性向けメディアを運営しています。

5つ目は「TVログ」。国民のわくわくした毎日を加速させるため『国民1億人が使うサービスを創る』という信念を持って、TV業界に「視聴率」とはまた違った評価軸を創ることを目的としたレビューサイトとメディアの運営をしています。

最後に6つ目が「クリクロ」です。『人々のファッションライフを豊かにする』という信念をもって、人々がファッションをもっと楽しめるようなサービスを新規事業として始めています。

-本当にさまざまな事業を行っているんですね。

山本氏:人の根源的な幸せは「わくわく」することだと考えています。現在展開している事業のすべては人のこころに眠るわくわくを呼び覚ますものだと信じています。

そして「わくわく」に満ちた世界になれば日本はもっと輝く国になると確信しています。

-ファッションの「わくわく」に全力投球していた山本様に言われると説得力が違いますね。

株式会社猿 山本尚宏様

顧客の天下統一をサポート

株式会社猿 山本尚宏様

-「わくわく」を生み出すために大切だと考えられていることは何ですか?

山本氏:クライアントの売上・利益に貢献することです。ただ、マーケティングのパフォーマンスを数%上げることが目的ではありません。「顧客の天下統一をサポート」することです。

-天下統一とはまた大きく出ましたね。

山本氏:だってそれくらいやらないと「わくわく」しないじゃないですか。そのために必要だと思えば、時には事業計画書から作成することもあれば、KW戦略を見直した上でCTRの低い広告文を改善するなど、川上から川下まで全面的なサポートを行っています。

そうして売上や利益として成果が出た時、クライアントに「わくわく」を生み出すことができるんです。そして、ひいてはクライアントのお客さんをわくわくさせることもできることでしょう。

-今後山本様自身が「わくわく」するような目標はありますか?

山本氏:もちろんたくさんありますよ。2024年に東証に上場したいですし、猿の時価総額を1兆円、その30年後に猿の時価総額を30兆円、平均年収が1000万円を超える会社に育て上げたいと思っています。

あとはももクロさんをCMに起用したり、ももクロさんの新国立競技場でのライブ開催に貢献したりするのもいいですね。

クリクロ単体でメルカリを超える規模のサービスに育て上げるのも目標です。クリクロを水道のようなインフラにしたいですし、NHKプロフェッショナルかTBSの情熱大陸に出るのも夢です。

想像するだけで「わくわく」しますね。

-本日は貴重なお時間を頂きましてありがとうございました。最後にこのサイトを読んでいる読者の方々に何か一言お願いします!

山本氏:株式会社猿は「わくわく」を大事にして世の中に「わくわく」を広め、できるだけ多くの人を幸せにし、日本をもっと輝かせていくために邁進していきます。

興味を持っていただかれた方は是非、ご連絡ください!

SoLabo担当者からのコメント

株式会社ソラボ 大石田一真
大石田 一真/Oishida Kazuma

とても印象的なご経歴と実績を持つ、株式会社猿の山本様にお話をお伺いして参りました。会社・事業の目標を高く掲げ、その実行に向けて、勢いを持って進んでいらっしゃる様子が伝わってきました。インタビューの随所にもワクワクする要素が散りばめられており、この先の成長と拡大を強く予感させていただくことができました!今後のご活躍にますます目が離せません。

株式会社猿

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