ICTで、まだない幸せをつくる。
i株式会社 代表取締役 宮島徹雄
電子学園の事業会社であるi株式会社の代表取締役を務められている宮島徹雄様はiU情報経営イノベーション専門職大学、日本電子専門学校がかかわる教育研究活動や、人材育成を目的としたさまざまな事業を運営されています。
今回は宮島様に事業に対する想いを伺いました。
日本の大学教育に風穴を開ける
-iU情報経営イノベーション専門職大学は就職率0パーセントを目指されているとか。かなり変わった大学ですよね。
宮島氏:ですよね。でもそれでいいんです。というのもiUの学生は在学時代に必ず起業にチャレンジすることになるからです。何度、失敗しても構いません。10回でも20回でも、iUでの4年間は何度でも起業にチャレンジできます。
-そ、それはすごいですね。
宮島氏:i株式会社ではそんな学生の起業支援を行っています。
-どのような支援をされているんですか?
宮島氏:i株式会社が担っている役割としては、主にベンチャーキャピタルになります。優秀なビジネスプランに資金を援助しています。i株式会社はそのために設立された会社なので。
-そうなんですね。なぜそこまで学生起業にこだわるのでしょうか?
宮島氏:ここ最近、コロナの影響でIT化などが目立ってくるようになっていますが、日本はデジタル分野で世界に大きく負けています。昭和の頃は世界でも通用していたのにです。
原因は時代を担うようなイノベーションを起こせる人材がいないからだと考えています。それは日本の企業は古いやり方やルールに固執して、人材が育つ機会を逃してきた結果です。
となればもう即戦力になる人材は大学で育てるしかありません。GoogleやFacebookは大学生がつくったものです。彼らと同じようなイノベーションを起こせる学生を育てていくことは火急のミッションです。
教員はトップクラスの起業家
-そのような力のある学生を育てるには教員の方たちにも力が必要になりますよね。
宮島氏:当然です。でも幸いなことに現在の日本の産業の状態に危機感を覚え、私たちの想いに共感したトップ級の実績を持つ教員がたくさん集まりました。今では200名を超え、学生よりも多いです。
彼らの持っている知識と美学はきっと学生たちにとってプラスになるはずです。
-確かにそれは貴重な機会ですね。
宮島氏:何かを教えたい、教育で日本を変えたい、今までとは違う教育に関わりたいという方は多くいたのに、これまでその機会を提供する場がなかった。それだけのことなんです。
-今後のビジョンなどはありますか?
宮島氏:iU情報経営イノベーション専門職大学はまだ始まったばかりです。なので学生の起業を成功させたいですね。
-本日は貴重なお時間を頂きましてありがとうございました。最後にこのサイトを読んでいる読者の方々に何か一言お願いします!
宮島氏:私たちは日本にイノベーション人材を育成するため、日本の大学教育に風穴を開けるべく、日々活動しております。
私たちの想いに共感して頂け、iU情報経営イノベーション専門職大学と連携したい企業の方や起業家の方はぜひご連絡ください。