Good Try, Next Stage!
株式会社WorldTryout 代表取締役CEO 加治佐 平
アスリートがセカンドキャリアとして新たなステージで活躍するために挑戦できる場を想像し、アスリートが自分の道を自分で切り開いていけるようにサポートしている株式会社WorldTryout。今回は代表取締役CEOである加治佐平様にインタビューを行い、事業に対する想いを伺いました。
選手が次の舞台への挑戦をし、ファンがそれを応援する
-トライアウトと聞くと野球のトライアウト思い出すのですが、株式会社WorldTryoutはどのような会社なんでしょうか?
加治佐氏:簡単に言ってしまうとスポーツオーディション会社です。
特に元プロ野球選手や社会人・大学・高校生、独立リーガー、MLBマイナーリーガーなど全ての野球選手が世界中から集まり、真剣勝負の中で最大限のアピールができる舞台を提供しています。
-元プロ野球選手やMLBの選手もいらっしゃるんですね。
加治佐氏:はい。私たちはアスリートを現役から引退後まで支援したいという想いを持って会社を立ち上げました。そのため、NPBでは通用しないと判断されてしまった選手が、まだ活躍できる場に挑戦するためのアピールの場であるんです。
-もう少し詳しくお願いします。
加治佐氏: 例えば日本では通用しなくても世界では日本のNPBほどのレベルを必要としていないプロとしてのチームもあります。WorldTryoutで優秀な成績を残せばその選手を欲しいと思う海外の球団から声が掛かるかもしれません。
また、Worldと付く通り、海外で野球をやられている選手がNPBで活躍を目指してWorldTryoutを利用してくれています。
そうやって「日本人は海外へ、外国人は日本へ」という形でスポーツ界の活性化を目指しているのがWorldTryoutです。
-具体的にはどういった仕組みで選手の方々の支援を行っているんですか?
加治佐氏:WorldTryoutでは選手が目標にチャレンジするための資金をクラウドファンディングで集め、WorldTryoutイベントを開催し、出場選手の中からMVPを獲得された選手に、その資金を提供させてもらっています。
-クラウドファンディングですか?
加治佐氏:はい。WorldTryoutに参加する選手はHPなどで公表しているため、選手を応援したいファンの方々が主に出資者となっています。
もちろんクラウドファンディングに御参加いただいた皆様にはNPBプロ野球を引退し、 セカンドキャリアを必死に生きる方々からの素敵な商品をプレゼントさせてもらったりしています。
-なるほど。
加治佐氏:ほかにもWorldTryoutを通して選考する監督やコーチの方がいるのですが、こちらもWorldTryoutに相応しい方にお願いをしています。
第1回のWorldTryoutでは清原和博氏に就任して頂きました。コーチ陣には片岡篤史氏や入来祐作氏といった豪華な面々となっています。
-それはすごいですね!
加治佐氏:トライアウト後のケアももちろん行うようにしていて、例えば日本の選手の人がアメリカにわたる際にはきちんと選任のエージェントをつけるようにしています。選手とチームの間には必ず交渉事が発生しますが、選手は交渉事が専門ではないので、そこのサポートもしっかりと行うんです。
-確かにそれは大切なことですね。
加治佐氏:今は野球だけですが今後は野球以外のスポーツでも同じような取り組みを展開していきたいと思っていますよ。
-それは楽しみです!
スポーツサイエンスの場としてのWorldTryout
-WorldTryoutはスポーツサイエンスの場としても活用されているということですが、これはどういうことでしょうか?
加治佐氏:一流アスリートの真剣勝負というのは通常の測定では得られない情報がたくさん含まれていると考えています。いわばそれは極限の身体・精神状態時における物理的・生理学的なパフォーマンスです。
私たちはそう言ったデータを収集・解析することでパフォーマンスの向上や将来的に発生すると予測される故障を事前に予防することが出来ると思っています。
-そういうデータは確かにあまりないかもしれませんね。スポーツサイエンスの場として加治佐様が目指しているところは何ですか?
加治佐氏:テクノロジーとデジタルプラットフォームでアスリートのQuality of Lifeを最高にすることとアスリートの疲労による怪我・故障ゼロの実現です。
-本日は貴重なお時間を頂きましてありがとうございました。最後にこのサイトを読んでいる読者の方々に何か一言お願いします!
加治佐氏:株式会社WorldTryoutは「何度でも前向きにチャレンジできる世界を実現する!」という想いのもと、アスリートの方々のセカンドキャリアの支援などを行っています。
自分の可能性を発揮できる場を求めているアスリート、少年・少女アスリート、体育会系学生の方は是非WorldTryoutに参加してください!
また、このビジョンに共感してくださるヘルスケアメーカーや人材支援事業会社の方とも繋がっていきたいと思っています。ご連絡お待ちしております!