水のように生き、水の力で癒す
shizuq 代表・ドリンクスタイリスト 齋藤久平
東京プリンスホテルで10年間レストランサービスを学び、その後shizuqの代表、そしてドリンクスタイリストとして活躍される齋藤久平様。今回は齋藤様にインタビューを行い、「水」に対する熱い想いと事業のビジョンについて伺いました!
「水」で人々を癒したい
-さて、早速ですが「水」ですか?
齋藤氏:「水」です(笑)。僕の人生はずっと「水」と一緒だったんです。本当に誇張ではなくそうだったんです。ホテルで働いていた10年間もそうです。
-齋藤様は東京プリンスホテルでレストランサービスをされていたんですよね?
齋藤氏:はい。ホテル時代は結構早い段階で管理職になって、副店長まで勤めました。
-一見「水」とはあまり関係がないように思えますが。
齋藤氏:いえいえ、ホテルでの仕事はまあサービス業で水商売ですし、ホテル時代に接客力を磨くためにソムリエの資格を取ったりもしていたんです。もともとワインに魅了されていたということもあるんですが、まあワインも結局は「水」ですよね。
僕は温泉も好きで、温泉ソムリエなんていう資格も持っています。ほかにも薬膳ハーブ酒ソムリエJr.、ハーブティーソムリエなどなど。
これらももとをただせば「水」です。
-確かに、そう言われると「水」との関わりが深いように思えてきますね。
齋藤氏:そうですよね。
-東京プリンスホテルを退職されてshizuqを立ち上げられたのもやっぱり「水」が動機ですか?
齋藤氏:それだけじゃありませんよ(笑)。
すでにお話しした通りに僕はホテル時代は早い段階で管理職になっていたんです。このまま順調にいけば店長や支配人といった経営の方へ進むレールがうっすらと見えていました。そしてそれと同時に自分の中である程度のゴールが想定できてしまったんです。
それでせっかくなら人生一度きりだし今までの経験を生かしつつ自分を試せる思い切った挑戦をしてみたいと思い、現在の事業をスタートさせました。
-shizuqの事業内容を改めて教えてください。
齋藤氏:主にホテル時代に培った飲料に関する知識やサービススキルをベースに、ドリンクのレシピ開発や監修、ケータリング、プロモーションなどの仕事を請け負っています。特にハーブやスパイス、エディブルフラワー といった植物素材を使い、ギルトフリーで生産者の思いが伝わるドリンク提案を得意としています。
現代では様々な課題の中でうまく環境と共生できず、メンタル面やフィジカル面でストレスを抱える人が多くいます。「水」にはそのような人々を癒す力があると信じています。
-それで「水」というわけですね。
齋藤氏:そうです。
人々の幸福に寄与し、恒久に平和な世界をつくる
-齋藤様は人々を癒すとおっしゃいますが、それを目指される理由は何かあったんですか?
齋藤氏:僕の名前でもある「久平」は両親から「恒久に平和であるように」という意味で名付けてもらいました。だから僕はこの名前をしっかり背負い、使命・役割として生きたいと考えているんです。
-なるほど!
齋藤氏:そのために自分とかかわりの深い「水」というものを使って、1人でも多くの人がメンタル面でもフィジカル面でも健康な状態に繋がる機会を増やしていくことが、使命を果たす第1歩だと思っています。
-その目的を達成するために必要なことは何だと思いますか?
齋藤氏:風の時代と呼ばれるこれからの時代には「個」がそれぞれの使命や楽しみのために生きていくことがベターな選択になっていくと思います。
そのためには人々がそれぞれの真価を発揮させる土台づくりが必要で、そのためのストレス解消コンテンツや癒しのプロダクトを提供することだと思います。ちなみにこれはすでに取り掛かっています。
-齋藤様は本当に壮大で素晴らしい理想を抱いていらっしゃるんですね。今後関わっていきたい方々などはいるんでしょうか?
齋藤氏:水という観点から『地域の魅力で人を癒す』という取り組みを増やしていきたいので、観光・飲食の方々、職人・生産者との連携は必須と考えています。現地の人との本質的な繋がりがないと良いものは生まれませんからね。
また、「水」を護るために環境問題に取り組んでいる方々とも積極的に連携をとっていきたいと考えています。
-本日は貴重なお時間を頂きましてありがとうございました。最後にこのサイトを読んでいる読者の方々に一言お願いします!
齋藤氏:私が貢献することで人々の幸福に繋がる活動があれば喜んで飛び込んでいきたいと思うので、ぜひ気軽にお声がけいただけたら嬉しいです。
読んでくださりありがとうございました。