事業再構築補助金のスケジュールは?申請や入金の時期も解説
2024/05/01
2022/10/4
事業再構築補助金の利用を考えている人のなかには、申請の締め切りを知りたい人もいるでしょう。また、申請後から入金までのスケジュールの目安を知りたい人もいますよね。
当記事では、事業再構築補助金のスケジュールを紹介します。現在公募中のスケジュールも紹介しているので、事業再構築補助金に申請している人は参考にしてみてください。
なお、当記事は事業再構築補助金の第12回公募要領を参考に作成しています。
現在公募している第12回公募のスケジュール
第12回公募の申請締切日は2024年7月26日です。事業再構築補助金の第12回公募に申請予定の人は、採択結果の発表や交付申請などのスケジュールがいつ頃になるか、それぞれの時期の目安を確認しておきましょう。
【第12回公募のスケジュール】
項目 |
日程 |
公募開始日 |
2024年4月23日(火) |
申請受付開始日 |
調整中 |
申請締切日 |
2024年7月26日(金)18:00 |
採択結果の発表 |
2023年10月下旬~11月上旬頃(予定) |
2024年5月1日現在、申請締切日と採択結果の発表時期は公表されていますが、申請受付開始日や採択発表以降のスケジュールは未定です。スケジュールが決まると事業再構築補助金の公式サイトにて発表されるため、申請を検討している人はこまめに確認しておきましょう。
事業再構築補助金の申請準備には1ヶ月以上かかる
事業再構築補助金の申請準備には、必要書類の準備や認定支援機関の選定など1ヶ月以上かかることがあります。そのため、事業再構築補助金に申請したい人は、時間に余裕をもって取り組む必要があります。
たとえば、必要書類の中の事業計画書を作成する場合、補助事業の具体的取組内容や収益計画などの情報を10ページほどの資料にまとめることになります。その際、事業計画書は、審査項目や申請要件を満たしていることを伝えられる資料でなくてはなりません。
また、事業計画書を作成するときは、必ず認定支援機関に事業計画の策定のサポートを依頼しなければなりません。認定支援機関によってサポート内容や料金が異なるため、複数社を比較して自社に合った機関を選びましょう。
なお、当メディアを運営する株式会社SoLabo(ソラボ)も認定支援機関として補助金申請のサポートをおこなっています。事業再構築補助金の申請についてサポートを依頼したい人は、申請締切に間に合うようお早めにお問い合わせください。
事業再構築補助金の申請準備から入金までの流れ
事業再構築補助金の申請準備から入金までの流れには、いくつかのステップがあります。事業再構築補助金に申請することを考えている人は、申請の締切日だけでなく入金までの流れと目安の時期を確認しておきましょう。
【入金までの流れ】
流れ |
期間の目安 |
採択結果の発表 |
申請締切日から2ヶ月~3ヶ月後 |
説明会参加 |
※2024年5月1日時点説明会の詳細不明 |
交付申請 |
採択結果の発表から1ヶ月程度 |
交付決定通知書の受領 |
交付申請から1ヶ月程度 |
補助事業の実施 |
交付決定日~12ヶ月以内 (サプライチェーン強靭化枠は交付決定日~28ヶ月以内) |
実績報告書の提出 |
補助事業完了期限日もしくは補助事業完了から30日を経過した日のいずれか早い日 |
確定検査 |
– |
精算払請求書の提出 |
– |
補助金の入金 |
精算払請求の承認後、請求書類に不備がなければ8営業日程度 |
※第12回公募要領および過去の公募回のスケジュールをもとに作成
申請締切日から補助金の入金までは、おおよそ1年半かかる可能性もあります。事業再構築補助金への申請を考えている人は、申請締切日だけでなく補助金が入金されるまでの流れを把握して、資金計画や事業計画を立てましょう。
なお、事業再構築補助金の流れを詳しく知りたい人は「事業再構築補助金の申請から入金までの流れを解説 」を確認してみてください。
過去の公募回のスケジュール
過去の公募回のスケジュールは次の表の通りです。
スケジュール |
第1回 |
第2回 |
第3回 |
第4回 |
第5回 |
第6回 |
第7回 |
第8回 |
第9回 |
第10回 |
第11回 |
申請締切日 |
2021年 4月30日 |
2021年 7月2日 |
2021年 9月21日 |
2021年 12月21日 |
2022年 3月24日 |
2022年 6月30日 |
2022年 9月30日 |
2023年 1月13日 |
2023年 3月24日 |
2023年 6月30日 |
2023年 10月6日 |
採択結果の発表 |
2021年 6月16日 |
2021年 9月2日 |
2021年 11月30日 |
2022年 3月3日 |
2022年 6月9日 |
2022年 9月15日 |
2022年 12月15日 |
2023年 |
2023年 6月15日 |
2023年 9月22日 |
2024年 2月13日 |
交付申請 |
2021年 7月中旬 |
2021年 10月上旬 |
2021年 12月下旬 |
2022年 3月下旬 |
2022年 6月下旬 |
2022年 9月下旬 |
2022年 12月下旬 |
2023年 4月下旬 |
2023年 6月下旬 |
2023年 10月上旬 |
2024年 2月下旬 |
交付決定通知書の受領 |
2021年 8月中旬 |
2021年 11月上旬 |
2022年 1月下旬 |
2022年 4月下旬 |
2022年 7月下旬 |
2022年 10月下旬 |
2023年 1月下旬 |
2023年 5月下旬 |
2023年 7月下旬 |
2023年 11月上旬 |
– |
補助事業の開始 |
2021年 8月中旬 |
2021年 11月上旬 |
2022年 1月下旬 |
2022年 4月下旬 |
2022年 7月下旬 |
2022年 10月下旬 |
2023年 1月下旬 |
2023年 5月下旬 |
2023年 7月下旬 |
2023年 11月上旬 |
– |
補助事業の終了 |
2022年 8月中旬 |
2022年 11月上旬 |
2023年 1月下旬 |
2023年 4月下旬 |
2023年 7月下旬 |
2023年 10月下旬 |
2024年 1月下旬 |
2024年 5月下旬 |
2024年 |
2024年 11月上旬 |
– |
実績報告書の提出 (最長) |
2022年 8月中旬 |
2022年 11月上旬 |
2023年 1月下旬 |
2023年 4月下旬 |
2023年 7月下旬 |
2023年 10月下旬 |
2024年 |
2024年 5月下旬 |
2024年 7月下旬 |
2024年 11月上旬 |
– |
※交付申請からの動きは申請者によってことなるため、スケジュールが前後する可能性があります。
公募回によってスケジュールは異なりますが、過去の公募回を参考にすることによりおおまかな締切や期間の予測ができます。各締切に遅れてしまうと補助金を受け取れない可能性もあるので、採択されたあとは交付申請や実績報告の時期を確認しましょう。
採択された事業者が行う必要がある交付申請は、早く承認されるほど補助事業期間が長くなります。当サイトを運営する株式会社SoLabo(ソラボ)では交付申請のサポートも行っており、無料診断では交付申請で必要な手続きや書類がわかりますので、気になる人は診断してみてください。
この記事のまとめ
2024年5月1日現在、事業再構築補助金では第12回公募が開始されています。申請受付開始日は現在調整中であり、決定次第事業再構築補助金の公式サイトにて発表されます。
事業再構築補助金の申請には、必要書類の準備や認定支援機関への依頼などの準備が必要です。事業再構築補助金に申請したい人は、申請する公募回の申請締切日を確認して余裕を持って申請準備をすすめましょう。
事業再構築補助金のスケジュールは、申請締切日を起点にすると交付申請以降の時期の目安が分かります。 申請後の事業再構築補助金のスケジュールを知りたい人は、申請する公募回の申請締切日から時期の目安を算出してみてください。