補助金ガイド

IT導入補助金2024は遡り申請ができるのか?

2024/04/02

2023/7/31

この記事の監修

株式会社SoLabo 代表取締役/税理士有資格者田原広一(たはら こういち)

融資支援実績6,000件超、補助金申請支援実績1,300件超、事業再構築補助金採択支援件数は第4回~第8回まで5回連続で日本一を獲得。 『小規模事業者持続化補助金』、『事業再構築補助金』、『IT導入補助金』は自社での申請・採択も経験。「補助金ガイド」LINE公式アカウントでは約4万人の登録者に情報発信を実施。

ITツールを導入する人の中には、IT導入補助金を利用して導入費用を抑えたい人もいますよね。その際、ITツールを導入した後にIT導入補助金への申請はできないのか?と考える人もいるでしょう。

当記事では、IT導入補助金2024で遡り申請ができるのかを解説しています。また、IT導入補助金を利用する際の流れも紹介しているため、IT導入補助金を利用したい人は参考にしてみてください。

なお、この記事はIT導入補助金2024の公式サイトや公募要領をもとに作成しています。

IT導入補助金2024では遡り申請ができない

IT導入補助金2024では、ソフトウェアやハードウェアを導入した後に申請する遡り申請は出来ません。ITツールの導入にIT導入補助金2024を利用するためには、ITツールの導入前に交付申請をする必要があるからです。

IT導入補助金2024の公募要領では「交付決定前に購入したITツールは補助対象外」と明記されています。そのため、すでに契約や購入の手続きを行なったITツールの補助金は受け取れません。

なお、過去のIT導入補助金「2020特別枠C類型」と「2021特別枠C・D類型」では、遡り申請ができました。ただし、本年度のIT導入補助金2024では、どの申請枠であっても遡り申請ができなくなっています。

IT導入補助金2024を利用する場合は、ITツール導入前に交付申請が必要です。IT導入補助金を利用したい人は、交付申請を行い交付決定の通知があるまではITツールの導入を開始してはいけないことを覚えておきましょう。

新たにソフトウェアやハードウェアを導入する際は、IT導入補助金の対象となります。どんなソフトウェアやハードウェアが対象となるのか、いくらくらい受け取れるかがわかりますので、無料診断してみてください。

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IT導入補助金は利用する際の流れが決まっている

IT導入補助金は、利用する際の流れが決まっています。交付申請やITツール導入、入金のタイミングが決められており、流れを守らないことでIT導入補助金を受け取れなくなる可能性があります。

【IT導入補助金を利用する際の流れ】

①IT導入補助金の理解を深める
②ITツール・IT導入支援事業者を選定する
③交付申請の手続きを行う
④交付決定の通知を確認する
⑤ITツールの導入を開始する
⑥事業実績報告を行う
⑦補助金が入金されたことを確認する
⑧事業実施効果報告を行う

たとえば、交付決定の通知を受け取る前に、ITツール導入の手続きを進めていた場合は、補助金が受け取れません。また、ITツールが交付申請の内容通りに導入されたかを証明する事業実績報告を忘れていた場合も、補助金を受け取れなくなります。

IT導入補助金は、流れを間違ったり手順を飛ばしたりすることで補助金が受け取れなくなる可能性があります。そのため、IT導入補助金を利用する際は、手順ごとに、IT導入補助金の公式サイト「申請・手続きフロー」を確認しましょう。

IT導入補助金ではITツール検索からITツールを探す

IT導入補助金では「ITツール・IT導入支援事業者検索」を利用してITツールを探す必要があります。IT導入補助金で対象のITツールは「ITツール・IT導入支援事業者検索」で探せるものに限られるからです。

たとえば、ITツール検索の「お名前検索」を利用する場合は、ITツールの商品名を入力することで導入したいITツールを探せます。また「条件検索」を利用する場合は、ITツールが持つ機能の項目にチェックを入れて該当するITツールを探します。

なお、ネットで調べた際に導入したいITツールがあったとしても、そのITツールが「ITツール検索」で見つからない場合は、導入が出来ません。ただし、IT導入支援事業者によっては、相談しだいで新たにITツールを取り扱ってくれる場合もあります。

導入したいITツールを見つけたら、そのITツールを取り扱うIT導入支援事業者に相談します。相談する際は、電話で「〇〇ツールを、IT導入補助金を利用して導入したい」と伝えましょう。

IT導入支援事業者と共に交付申請を行う

IT導入補助金の交付申請は、IT導入支援事業者と共に行いましょう。交付申請は、ITツールを導入する申請者とITツールを販売するIT導入支援事業者で協力し、手続きを進める必要があるからです。

たとえば、交付申請はIT導入支援事業者から招待された申請マイページに、申請に関する情報を入力し提出するものです。申請マイページの作成では、申請者の情報以外にも、IT導入支援事業者の担当者情報や導入するITツールについて入力する項目があります。

また、IT導入支援事業者は、申請者が申請マイページに入力した内容を確認し、事務局に提出しています。交付申請だけではなく、ITツール導入の際や各報告の際にもIT導入支援事業者と協力する必要があることを覚えておきましょう。

交付申請では、申請者がIT導入支援事業者のサポートを受けながら交付申請の準備を行います。IT導入補助金を利用したい人は、申請者が単独で交付申請することは出来ないため、必ずIT導入支援事業者に申請する旨を伝えてみてください。

交付決定日を迎えたらITツールが導入できる

交付申請を行い、交付決定日を迎えたらITツールの導入ができるようになります。ITツールの導入を開始できるのは、交付申請の審査で交付決定が通知されてからです。

【締切回ごとの交付決定日】

項目 交付申請の締切日 交付決定日
通常枠
1次 2024年3月15日 2024年4月24日
2次 2024年4月15日 2024年5月27日
3次 2024年5月20日 2024年6月26日
セキュリティ対策推進枠
1次 2024年3月15日 2024年4月24日
2次 2024年4月15日 2024年5月27日
3次 2024年5月20日 2024年6月26日
インボイス枠(インボイス対応類型)
1次 2024年3月15日 2024年4月24日
2次 2024年3月29日 2024年5月8日
3次 2024年4月15日 2024年5月27日
4次 2024年4月30日 2024年6月6日
5次 2024年5月20日 2024年6月26日
インボイス枠(電子取引類型)
1次 2024年3月15日 2024年4月24日
2次 2024年4月15日 2024年5月27日
3次 2024年5月20日 2024年6月26日

参考:IT導入補助金2024公式サイト「事業スケジュール

IT導入補助金では、交付決定日になると交付申請の審査の結果が通知されます。交付決定日に、交付決定と通知されたらIT導入支援事業者とITツール導入の手続きを開始しましょう。

ITツールが導入できるタイミングは、交付決定を受けた後です。そのため、ITツールがいつになったら導入できるのかを知りたい人は、申請した回の交付決定日を確認してみましょう。

この記事のまとめ

IT導入補助金では、ITツールを導入した後に交付申請する遡り申請はできません。そのため、すでにITツールを導入してしまった人には、利用できない補助金だということを覚えておきましょう。

IT導入補助金では各手続きの流れが決まっているため、流れを守らないと補助金がもらえなくなります。IT導入補助金を利用したい場合は、交付申請をして事務局から交付決定通知があった後に、ITツールの導入してください。

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次回公募締切2024年6月19日(水)

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